ここ数日は天気予報とにらめっこ[emoji:e-95]
雨音がするうす暗い中で大棟梁の「・・・やるよ」という声がした。
「おう、出来ますか?」
・・・とは夢の中での話だった。
気になることがあるとすぐに夢にあらわれる。簡単な頭。
しかし、現実はそうではなかった。
都内の雨は激しくこれは無理だなと思うも、調布あたりでは”ぽつぽつ”程度の雨粒。
「これはいけるかも?」
と思い電話確認すると・・・中止
施主と前日の夕方にした電話
Ⅰ「・・・微妙な感じですが、出来たら良いですね」
施主「はい。もう色々準備はしていますので宜しくお願いします。食事も用意しようと思ってるのですが。」
上棟式を行うか行わないかから始まり、お二人で色々考えて、家づくりの現場を楽しもうと頑張ってくださる。
ということで。
物理的な棟上げは翌週に延ばすことになるが、棟梁と共に建物土台の四隅のお清めと
乾杯をした。
Ⅰ「今のお気持ちを一言お願いします!」
施主・奥 様「だんだん出来上がってゆくんだなーって思うと、うれしいです!」
施主・ご主人様「私は仕事帰りにいつもここを通り、これまでの日々の変化をみてきましたが、これからも
また楽しみです。今日は他の職人さんたちにもお会いしたかったので、本当に残念でした。
宜しくお願いします」
口数は多いとは言えないご主人さまが今日はうれしそうに、一番多くお話されていたのが印象的だった。
福寿草の季節に上棟・・・素敵だと思う
月別: 2010年2月
マキシマム
敷地に行く
土台敷き
清水が丘の家
基礎工事(中村土木担当)も順調に進み今週末の上棟予定。
この現場は長期優良住宅先導モデル仕様
基礎配筋が通常よりも少々込み入ってるので中村さんにも頑張ってもらった
週末の天気予報は雨・・・
上棟までなんとかもってほしい。
雨の地鎮祭は良いと聞いたことがある”雨降って地固まる”からかな?
曖昧な記憶に雨の上棟式は火事にならないから良いと聞いたことが・・・
あるような。間違いでしょうか?
土台敷きを行っている今日は実に気持ちのよいお天気
土台は紀州育ちの桧:120角
それそれの配置場所に置いてゆき順番に固定してゆく
継ぎ手を合わせて落とし込み中のY大工
この現場は上島大棟梁が棟梁
数週間前から造作材の加工に入っていてくれた
Y大工「Iさん。そう言えば上島さんが納まり聞きたところがあるって言ってたよ」
Ⅰ「・・・大棟梁の決まりでお願いしますよぅー」と言ってみる時もある
不屈の精神
やはり・・・冬季オリンピック
毎日、選手たちの不屈の精神により繰り広げられる場面に感動してしまう。
違う現場にも不屈の精神があった。
LIFE=
WORKS=
PROJECTS
クリストとジャンヌ-クロード展
ランドスケープに布をはりめぐらすなどの作品が多い。
日本では黄色い傘を景色のなかに立てていったアンブレラプロジェクトがあった。
その景色を実際に見たことがないので、”有名な芸術家の展覧会”というイメージだけで
見学に行ったが・・・すんごい!すんごい!すんごい!
これほど判りやすく人間の心を揺り動かす芸術家を今は思い当たらない。
今回、展示されているのはコラージュ作品なので、その実際を感じることは出来ないが、
作品の制作過程を追ったドキュメンタリー映像により、その芸術家の不屈の精神を垣間
見ることができるのと、その作品が人に与えた感動も垣間見られる。
困難と困難と困難
壁と壁と壁
それらを乗り越える人間の力を見せてもらった。
オリンピックと同じくらの勇気をもらえる展覧会!
21-21 DESIGN SIGHT
美術館のWC
自動水栓を採用する場合は手洗いボウルの形状に気をつけなければならない。
・・・要水はね検討!
ソチを目指して練習中!・・・ではないでしょう
言葉について
暖房について考える
このところの冷え込みもゆるみ陽射しの暖かさを感じる東京近郊
家づくりの際にどうしても曖昧になりがちなのが暖房計画。
北国に住んでいれば冬の寒さ対策は必須事項だが、この東京近郊においてはエアコンやコタツ、
+補助的な暖房でもなんとなくすごせてしまう。
薪ストーブはCO2対策の観点からもお勧めしたいが、初期費用がかかるために建物予算から
どうしてもはずれてしまう。
ストーブといえば、子供の頃に祖母の家にあったルンペンストーブを思い出す。
何故そのネーミングかは知らないまま現在に至るが、燃料は薪である。
ストーブ本体は板金屋さんにあるような薄いスチール。所謂鉄板。
よって価格帯も手頃である。
現在でも、冬を迎える季節にはストーブ屋さんがシーズン商品の製作に忙しいとニューストピックス
の画像が流れるくらい
(正確に記すならば・・・過去8年くらい前には見たような感じ・・・ぜんぜん正確じゃなかった)
小樽で造られていたことを思い出し”ストーブ 小樽”とネット検索すると出てきた!!!
『北の国より愛をこめて』新保ストーブ
新築計画時にこれをご提案したら・・・そんな勇気はやはりないな
※ルンペンストーブは形が違うことを今知った
自前の電気ストーブ
わが社でのはじめての冬を迎えた年、事務所内での越冬さえ自分には困難であると感じ
部屋で使っていたものを持ってきた(FE-08A1S・98年製)
実はわが社の社屋は無断熱建築物・・・
自前の加湿器
エアコンに暖房を頼る室内は乾燥が激しい。乾燥は風邪をひく原因にもなるのでね・・・
出会い
わが社で施工させていただくお客様との出会い
A.協同組合 匠の会 に問い合わせくださった方へわが社の資料等を送付し連絡する
B.雑誌「チルチンびと」をご覧になったお客様より直接に連絡を頂戴する
C.インターネット検索
D.お客様のご紹介
E.現場見学会にお越しいただいた(見学会の案内を何かしら広告する)
今日は午前中にお電話を頂戴し、差し支えなければすぐにでも話を聞いてほしいとのことだった・・・
会社内にお話を聞く人間が居て時間に不都合がなければ、いつでもお話することはできます!
お待ちしております
工夫
自由を求める
チルチンびと59号発刊
”家ごはん”ということで造作キッチンが多く登場
建築家の吉田桂二さんの連載は[木ごころの話]
で
今号には別にもうひとつ
「自由を求める”一人もの”の台所」
という頁がある
1952年に東京美術学校(現東京芸術大学)卒業とあるけれども
実際にお会いすると溌剌とした印象と共に、服装にちらりと見られるおしゃれ加減
が素敵な方だと感じてはいた
が
なんと下北沢で一人暮らし(週に一度帰省するが)を20年続けておられると!
ご自分で描いたご自宅キッチンのイラストが掲載されている
充実した道具類は見せる収納・・・実に使い易そうだ
定番の朝食メニューのイラスト
バケット、ベーコンエッグ、カスピ海ヨーグルト、冷たいミルク、ネルドリップのコーヒー
もしや、カスピ海ヨーグルトは自家製?
さらにお弁当も作って仕事に出かけるとのこと
・・・かっこいいなあ