愛着

清水が丘の家20100520
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・建具はいりました
・階段手摺つきました
・土間の洗い出し仕上ました
・バルコニー・・・笠木部分はまだです
・ガス・・・本日は雨のために外部接続できませんでした
と、「○○終了しました」の頃。
住む人には家に愛着をもってほしいと考えている。
長く住み続けられる為には、”丈夫で長持ち”とそれに耐えられるデザイン、それと住む人の愛着が必要だと思う。
100年近い寿命を持っている建物を見ていると、機能と関係のない装飾がどこかしこに必ずあるということを
発見する。
施主が希望したものもあれば、職人たちのこだわりから生まれたものもあるであろう。
目に見えるところ、肌に触れるところにある、職人の”手間”をかけた仕事は、住む人にもその価値が伝わり
愛着となってゆくような気がしている。
大棟梁からは、もっと手間をかけない納まりでも良いのではないかと言われた。もったいないと。
しかし、その手間は住む人には判る。と、感じているし、施主が実際に触りながら
「これ、いいですね」と口に出してくれることもある。
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洗い出し作業中
今回は面積がちょっとばかり広かった。施工時間と施工性と仕上がりを再度検討して、工夫してくれた。
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左官職人の手(左手からはホースの水がながれている。右手はブラシ)
Ⅰ「この季節は良いけれど、冬の洗い出し作業は大変ですよね」
O「そう!たいへんですよ!」
Ⅰ「それにしても・・・面積広いと更に良く見えますね。うーん・・・いいですね」
O「いいねえ。こんだけあると見栄えするねえ」(自画自賛笑顔)

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