お施主様のご協力をいただきまして、
家造りの構想から完成までの過程を今後公開していきます。
ご夫婦とショ○ちゃん、ゆ○ちゃん、2匹の猫ちゃん、S様ファミリーです。
コンセプトは、家族の団欒を一番大切にできる家・・・大人はそれぞれの趣味を楽しめるスペース・・・
B4用紙の裏表にぎっしりと書き込まれたご要望書、間取りスケッチもあります。
造成が進む中、お打ち合わせを重ねプランが固まると建築確認、長期優良住宅の申請準備が進みます。
造成後の風景、恵まれた自然環境の敷地です。
月別: 2010年8月
構造現場見学会を開催しました
勉強してます
ボーダーラインを超えて
西国分寺のYさま宅を襲撃
I 「こんにちはー。大丸建設のⅠでーす」
Yさま「あれー、どうしたんですかー。素のY家を見られてしまいますねー、ま、いっか」
I 「○×・△・○で退社するもので・・・申し上げにくくて、今日に至ってしまいました」
Yさま「えー!聞いていないー。えー・・・えーー!」
「あっこがもう少し大きくなったら2階もやらないといけないのにー」
I 「だいじょうぶですよー。安田はずっと居ますし、その時は新しい精鋭がばっちり決めてくれます!」
Yさま「・・・そっか。○×・△・○・・・北海道はあっこの行きたいところだったもんね!」
「北海道に知り合いが出来たと思えば良いか!」
I 「はい!お待ちしていますよ!あっこちゃん」
曲がり角を曲がるまでお見送りくださり、互いに手を振って「じゃあー、またお会いしましょうー」
とても気持ちよくご挨拶出来た。
「Ⅰさんて、以外に諦めが早いよね。・・・っていうか早すぎない?」と佳正さんに言われたことがある。
「あら、今頃気づいたんですか。足は遅いけど諦めは早いの」
諦めの早いⅠでも、新築・改修問わず、色々な壁が立ちはだかる、家のかたちづくりを最後まで全う出来たのは、
施主のみなさまの家に対する「希望」があったからだと思う。
今後はボーダーラインを超えて、頂いたご縁を大切に育ててゆくつもりです。
ありがとうございました。
北海道ツアー、苫小牧・札幌を訪れる際は『民宿 いしわかん家(ち)』本、支店をご利用くださいませ。
tel:090-2070-4363 e-mail:sunアットマークr4.dion.ne.jp
さて、明日からはどなたがココを記してゆくのかな?
いろいろとカウントダウン
☆上北台の家・・・地鎮祭を執り行いました!
☆(仮称)三鷹中原の家・・・契約しちゃいました。もうすぐ着工!
☆西荻の家は時間的にちょっと余裕ありで「ほっ」ですね。
いろいろとカウントダウンに入りました。
★おっと、失礼しました!調布の家も地鎮祭を行い、着工まじかでしたね。
・・・あ、「ほっ」でもない?
よくよく考えると3月竣工目指しているお家もございますね。
うーん。しびれますね。
※しびれるとは・・・せねばならないことが多すぎて右頭頂部がしびれてくる状況をさす。
ex,「あーー。I-。今何してる?・・・あ、ほんと?今しびれてきたの、手伝ってー」と使われる。
東京湾
実りの秋も近く感じる・・・栗は材料にしても優秀だし、食べても美味しい。
TVで藤森照信さんが生のままかぶりついていたな。
赤城神社
長らく工事中だった赤城神社。
八月に入ってからは、深夜まで職人の姿が見られた。
夕べ、本殿遷座祭という儀式が催され、たくさんの人々が見学に来ていた。
神様もやっと落ち着けるだろうなあ。
以前の面影はなくなっちゃたけれど、これからはこの景色を赤城神社の景色としてゆくのだろう。
10月には友人もここで結婚式を挙げるし、これからは結婚式も多くなると思われ。
そんな方向性みたいですね。
ここにお住いになる方々は毎朝毎夕鳥居をくぐることになる。
やはり気になってしまうのは価格帯で、デベロッパーのHPを見てみると60㎡-70㎡で6000万円代。坪単価300万くらいでしょうか。70年定期借地権付、都心、交通の便はとても良いし・・・条件的には良いのかもしれない。
夏休みの工作に
大丸建設の木工教室は夏休みの工作にと、タイミングを合わせています。実は。
今回は木製フレームと下地に珪藻土を塗り、お好きな景色を描いてください!!!
フレームを組立て
珪藻土を塗り
タイルやら・・・弟さんの作品に見入るご兄弟。
ご兄弟でも作風がまったく違う。
そらちゃんはこのリボンのような作品に仕上ましたね。
お母さんが大好きです。
Y大工ご自慢の仕口に熱心に聞き入るS様ご一家
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猪方の家にご挨拶
だんだん落ち着いてきたご様子。
遅めの夕方に伺うと、いつもご主人が庭に水をまいたり、外で何かしらしていらっしゃる。
ご主人「エアコンもどうしようかと考えているんですよね。どうしようもなかったのはこないだの数日だけで、
風が通るから。冬は暖かいからいいかなと思って」
私共で設計施工させていただくお宅は当初からエアコンを設置する家は少ない。
エアコンを設置できる準備はしておくけれど、その家でその季節を過ごしてから、お考え頂くことにしている。
風が変わったと感じた翌日から、夜に鈴虫の声が聞こえるようになった。
夏休み日記のつづき
8月16日 あきらめたくなる暑い日
こんにゃく閻魔さまへ行き、某案件についてお願いをする。
趣のあるお店。注目すべきは雨戸の戸袋!
銅板細工
文京シビックセンターで一息・・・って一息つくほど歩いていないけど。
空気のきれいな日はこの方向の彼方に富士山が見える。
しかし。最近できた某住不のビルが目立ちすぎだな。
バルコニーの日陰に温度計を置いてみた。
「これ以上は測定不可です!フカデス!フカデ・・・!」
8月15日 暑い日
東京都庭園美術館
有元利夫展 天空の音楽
(クリックしてHPで動画再生すると音楽が聞こえます。そこには善意も悪意もない音楽!)
旧朝香宮邸。1933年 に建てられたアールデコ様式の建物は、デザイン、マテリアル、技術共に贅をつくした本物。
こうして外観をみると以外と質素ですね
『邸宅美術館を成り立たせるために』というようなレクチャーに参加したことがある。
建物の用途を変更する場合に必要なことは、ハード面での更新よりもソフト面の充実により可能になると考える。
8月14日 暑い日
体調不良により、予定はキャンセルの寝たきりすずめ。
8月13日 ちょっと涼しい日
生まれてはじめて、お盆のお墓参りを欠席し、のんびり夏休み。「帰省しないとこんなにのんびりなんだなぁ」
「三菱一号館美術館でランチしたい!」と出かけるとすべてが閉まっていた。
事前に友人共々HPもチェックし「企画展はやってないのね・・・」ということは認識していた。
ということで、中庭で待ち合わせ。気持ちよい空間になっている。
オフィス棟の窓廻りにはグレーチング状の突出物がついている。
おそらく日除けの役目を狙っていると考える。
お花屋さんには珍しいユリの花
夏休み日記
夕べの風から季節の変わり目を感じる。
この期に及んでは・・・夏休みの個人的な日記を記させてもらう。
(誰からのリクエストもないけれど)
8月18日水曜日 とても暑い日
札幌で自然素材の家づくりをしている、ビオ+の西條さんが辻堂で施工していた店舗の引渡しの為に上京。
そのクライアントは化学物質過敏症により自然素材でご自宅を新築された後、自分のお店に出るのが苦痛に感じられるようになり、お店も自然素材で仕上るとことにされたという。札幌の業者が関東で施工させてもらうにはそれなりのコストアップはある。それをご承知で、「安心」を選択されたのだろう。
仕事のついでに他の方々が手がけられる現場も見せてもらうのでと、I もお誘いいただき同行する。
場所は相模湖のほとり藤野。
4軒の長屋形式によるコハウジング。
設計者はビオフォルム環境デザイン室・山田さん。
コモンスペースの屋根は群馬・藤岡の五十嵐さんがだるま釜で焼いているもの。
猪方の家の瓦も群馬産であり、施工してくださった小林瓦さんも五十嵐さんともご縁があると聞いている。
貫工法により壁量は計算されているとのこと。
筋交いなし、金物は・・・引き抜きに耐えるためのホールダウン金物くらい。
壁は竹小舞に荒木田の土と藁を醗酵させた泥壁(土壁)。
断熱材はエコウールとウッドファイバーを併用していた。
山田さんのレクチャーを受け
I 「・・・す、すみません。トランジションとはどういうことですか?トランジットと関係なさそうな・・・」
その場にいた諸先輩の視線は「知らないんだ」と語っていたが・・・
『トランジション・タウンとは、ピークオイルと気候変動という危機を受け、市民の創意と工夫、および地域の資源を最大限に活用しながら脱石油型社会へ移行していくための草の根運動です。』
とHPにはありました。
ひらたく言うと、自分たちの居る場所から良くしてゆこうという感じのようです。
昼食をはさみパーマカルチャーセンタージャパンに立ち寄りされてもらう。
コンポストトイレ
収量の少ない稲のようだ。
同行していた、清水建築工房のみなさんと茅ヶ崎へ向かう。車の運転は泥壁のエキスパート有光さん。お世話になりました。
Ⅰひとり分かれて江ノ島の海へ・・・足だけ海水浴
ゴミを集めてくれる人が居る
何故か馬さんに遭遇。歩み寄ると歩み寄ってくるが、心を閉ざした瞳。
風の気持ちよい日暮れだった。
8月17日 かなり暑い日
thumbs upで良い時間を過ごす。
届けたかった白瀑を忘れる自分にがっかり。
♪・・・いーつかー旅にー終わりがきてー
・・・何度でも道をすり減らす♪ HEATWAVE
ナミダ。
つづく
職人の笑顔
夏休みのお知らせ☆8月13日~17日迄お休みさせて頂きます!(ココは18日までお休み)
施工中の現場にご挨拶訪問
Y大工のすがすがしい笑顔・・・これほどの笑顔みたことないな
Ⅰ「Ⅰがいなくなると、そんなにうれしいの?の?のぉ~?」
Y大工「・・・い、いやあ、そんな」(うれしいにきまってるっ!)
K大工「オレもうれしいっす!」
Ⅰ 「・・・」(K大工にきいてないけど。そうっすか)
K大工の足元
Ⅰ「ぜんさーん!面白い顔して!」というリクエストに応えてくれた
ちなみに。地上6mくらい灼熱の屋根の上です。
暑さの愚痴一つ言わず、黙々と働く男の背中はカッコイイねぇ
尺三寸の梁・・・すでに下がり壁のようだ
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画廊岳開廊30周年 佐藤多持 展 水芭蕉曼荼羅
場所:国立市東1-14-17
電話:042-576-9909
会期:2010.9.1~9.8
お母様「のっぴきならない人間関係を引き受けるということは、自分の人生を立体にしてくれるものよ?
・・・そういう道もあるってことよ。おほ、ほ、ほー」
がーん。ががががーん。
平面な人生のまま、立体のものを作ってきたということか・・・3Dの人間になりたいかも。
佐藤邸改修工事