vol.12【 建築の基礎について 】

基礎は建物の荷重を分散して地面に伝え、基礎の重さ自体と地中に一部埋まっていることで、建物全体が持ち上がったり横にずれたりしないようにする役目を果たします。 昔は、基礎と言いながらも石の上に建物を載せる程度でしたし、20年程前になってからようやく、鉄筋を入れるのが一般的になったのです。

逆に言えば基礎と接する地盤の地固めがきちんと出来てはじめて信頼できる基礎になると言うことです。従って、基礎ベースの下側の土に不具合があるとすぐに基礎に影響が現れると言うことになります。 つまり、地盤と基礎は切っても切り離せない関係にあるものです。