vol.39【 畳の構成 】

畳を構成する材料には大きく分けて「畳表」「畳床」「「縁」の3つがあります。

「畳表」は主にい草を材料として織られたもの。畳表のランクは、基本的にい草の品質によって決まります。い草の長さが長く、太さや色がよくそろっているものほど上級品といえます。

「畳床」は畳の土台となる部分。全てわらを使っている「わら床」、わらと断熱用のフォームなどを組み合わせた「サンドイッチ床」、わらを使わずに建材ボードで構成する「建材畳床」があります。

「縁」は、絹や麻・木綿・化学繊維などを材料として織られています。無地や柄物など、その種類は実に多様で、数百から数千種類はあります。