vol.41【 門松の由来-1 】

門松とは、お正月に家の入り口に立てられる一対になった松や竹のことで、松飾りとも言われます。お正月は本来、神様(年神)が地上に降りてくる日です。門松は、神様が私たちの家に降りてくるときの目印なのです。

昔は、門(かど)というのは庭を意味したそうですが、いつからか入り口を門(かど)と呼ぶようになり、門松は現在のように庭にではなく玄関に飾られるようになったようです。昔は、入り口のことは「もん」と呼んでいたそうです。

ややこしい話ですが、いずれにしても門松が飾られているのを見ると厳粛な気分になりますね。