窓は住宅の中で外気や日射を取り入れるために欠かせない部分です。しかし、窓は熱伝導がよいため、外気の寒さや暑さの影響まで室内にもたらします。そのため、窓によっては室内の冷暖房効果を大きく下げる場合もあり、多くのエネルギーを消費することになります。
住宅の断熱性は窓ガラスの性能とも大きく関わっています。省エネ住宅を考える時には省エネ効果(断熱性)の高い窓を選ぶことが望まれます。
窓の断熱改修も住宅エコポイントの対象になりますので、この機会に考えてみてはいかがでしょうか。
窓は住宅の中で外気や日射を取り入れるために欠かせない部分です。しかし、窓は熱伝導がよいため、外気の寒さや暑さの影響まで室内にもたらします。そのため、窓によっては室内の冷暖房効果を大きく下げる場合もあり、多くのエネルギーを消費することになります。
住宅の断熱性は窓ガラスの性能とも大きく関わっています。省エネ住宅を考える時には省エネ効果(断熱性)の高い窓を選ぶことが望まれます。
窓の断熱改修も住宅エコポイントの対象になりますので、この機会に考えてみてはいかがでしょうか。
エコリフォーム(平成22年1月1日以降平成22年12月31日までに工事に着手)及び、エコ住宅の新築工事(平成21年12月8日以降平成22年12月31日までに建築着手)に対して、最大300,000ポイント(30万円相当)のポイントが付与されます。断熱改修とバリアフリー改修の組み合わせでのポイント付与もあります。
詳しくは、(株)大丸建設(042-377-4441)まで、お問い合わせください。
切り妻(きりづま):
単純な形状は雨じまいもしやすく、大変合理的。和風・洋風どちらでもOKですので、多くの住宅に採用されています。
寄棟(よせむね):
構造上頑丈なのが利点。この形状も多くの住宅で採用されています。
入母屋(いりもや):
切り妻と寄棟を合体したような形状が特徴。和風住宅に多く採用される。重厚なイメージが強い。
方形(ほうぎょう):
寄棟の一種だが正方形の間取りで仕上がりはピラミッド型になります。
大丸建設では、主にウール(羊毛)を主原料とした断熱材を使用しています。また、ご希望の方にはセルローズファイバー(古新聞をくだいたもの)を使用することもあります。ウールは吸放出性があり、壁体内での結露がしにくいという特徴があります。
また、セルローズファイバーも吸放出性があり、防音効果も期待できます。フォレストボード(杉の樹皮を圧着した板状のもの)も使います。どの断熱材も廃棄時に環境負荷の少ないものです。
大丸建設では、断熱材においても、化学物質の極力少ないものを使用しています。
地球生活マガジン「チルチンびと」が提唱する「『地域に根ざす木の家づくり』を通じて、地域循環型社会に貢献する工務店の組織です」をスローガンにかかげた工務店の会です。現在では、国産材を使い、自然素材を使うことだけでなく、住宅に使われる素材全ての化学物質を自主規正にて管理することを行っています。
その集大成が「チルチンびと仕様の家」で52の化学物質の量を測定し、WHOや厚生労働省、国土交通省の指針値以下になるような家づくりを最大の課題として、その仕様を利用し、平成21年度第2回目の長期優良住宅先導的モデル事業の採択も「チルチンびと『地域主義工務店』の会」として受けました。
のこぎりの刃には、たてびき用とよこびき用があります。のこぎりのひきはじめは、刃の元の方でていねいに、ひき口をつけます。木の繊維方向に切るときは、たてびき用の刃を使うのが基本ですが、木が硬い時は、たてびき用の刃の刃元ではうまくひき口がつかない時があります。
そうした時は、よこびき用の刃の元でひき口をつけます。後は、のこぎりの刃渡りをいっぱいに使い、軽く、ゆっくりと動かして切っていきます。
刃の一部だけでせわしなく切るのではなく、余計な力を抜いて刃渡りをいっぱいに使うのが、正確に、また切り口をきれいに切るコツです。
無垢の木を使っていると、いくら乾燥させても、木は死んでいないので、湿気による水分の吸収や乾燥することによる水分の発散などで、微量ですが木のもつ水分が変わります。それを少しずつ繰り返します。その乾燥をするときに木に割れなどが生じて「ピシッ」とか「パシッ」というような音がします。
しかし、強度に問題が起こる程のことはないので、木が生きている証拠だと思ってください。
まず、自分たちのライフスタイル、ライフステージを考えることが大事だと思います。子育て中なのか、その中でも子どもが小さいのか、ある程度の年齢なのかなど…。
そして、できる限りリビングをつくり、家族がいつも顔をあわせる空間がとりたいですね。子どもが小さければ、子ども室を最初から仕切るのではなくフリースペースのようにしておく。
時期をみて部屋を仕切るなどを考えるのも1つの方法だと思います。特に階段はできるだけリビングを通ってのぼるようにすることで家族の挨拶も会話も増えると思います。
せっかく家を造るのですから、自分たちの生活スタイル、ライフステージにあわせたプランを考えることが一番だと思います。
建築にかかわる神事には、地鎮祭、建前などがあります。地鎮祭は、その土地の神様を鎮め、工事の安全を祈願するために行います。
弊社では、建前(上棟)の際に、京都の千本釈迦堂のおかめさんを取り寄せて、おかめご幣を立てます。由緒あるおかめさんを上げることで、お施主さん、工事関係者共に工事の安全を祈願します。
千本釈迦堂:京都府上京区七本松通り上ル 瑞應山 大恩寺 千本釈迦堂
住まいを建てるうえで、横からかかる力として、地震力と風圧力と大きく2つあります。筋違いを入れるにも両方の力を考えて入れます。
風に対しては、特に屋根を持ち上げる力にもなりますので、垂木を金物でとめるなどの施工をします。
左官の仕上げ方にもいろいろな仕上げ方があります。まずは、左官材料を2mm厚程度に塗るのが一般的です。
そして、コテで塗った材料を剣山のようなものでかき落とす「かき落とし」やコテで何度もていねいに押えて、表面を鏡のように仕上げる「鏡面仕上げ」など。
また、コテでわざとムラをつける「テクスチャー」などがあります。どれも味のある仕上がりになります。
ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment:LCA)とは、製品の一生における環境負荷を評価する手段。製造、輸送、販売、使用、廃棄、再利用まで全ての段階での環境負荷を総合して評価をします。
木造住宅をつくるうえで代表的な材料といえば「木材」です。木材は、炭素ストックとして注目されていますし、環境負荷が少ないといえます。 できるだけ国産材を使うことで、輸送時のエネルギーと環境負荷を低減し、自然素材を使って住宅の新築やリフォームをしていけば、環境負荷のかかるエネルギーの使用量を抑えることができ、廃棄の際も環境負荷は少なくてすみます。
また、シンプルな構造と自然環境を存分に採り入れた住宅は、過剰な設備機器に頼ることなく、運用時(住んでいる時)のエネルギーも少ないといえます。環境問題が深刻化している現在、できることをしていきたいと思います。
木は燃えます。コンクリートと鉄は燃えません。ゆえに木は火に弱い…でしょうか。
建物から見た耐火性能で一番大切なことは、「中にいる人が逃げ出すまで、建物がくずれない」ということです。木は260℃くらいになると可燃性のガスが発生し、木に火が燃え移った状態になります。
断面の大きい柱や梁をみたとき、その表面が燃えて炭化し灰になるわけですが、そのスピードは毎分0.7mmです。30分でも21mmです。
部材の強度にその分の余裕があれば30分の間に逃げ出せるわけです。通常はかなり安全率を見て部材を決めるので、よほどのことがない限り逃げることができるはずです。
何よりも、逃げ道を確保しておくことが大切になるでしょう。
木は、CO2を吸収して大きくなります。この作用によって木で家を建てることにより、温室効果ガスであるCO2の削減に貢献できます。
木は育つときにCO2を吸収し、朽ちてしまうとCO2を放出してしまいます。しかし、朽ちる前に木材として建築に使用すれば、その木が育つ間に吸収したCO2は、固定化できます。
切った後に植林をすれば、またそこでCO2を吸収してくれます。育ったら伐る。伐ったら植えるというサイクルをきちんとしてやれば、みなさんもCO2削減に貢献しているということになるわけです。
ですから、大丸建設では無垢の木を使った木造住宅にこだわっているのです。
これから、京都議定書の目標達成計画の見直しがあり、それを実行するための手段として、住宅の省エネ基準の改正が見込まれています。重要な改正点として、住宅・建築に対する省エネ基準の適用に関する義務化が大きなポイントになりそうです。
省エネ措置の対象は、今まで大規模建築物に限られていましたが、それを住宅を含めどこまで小規模の建物にまで適用させるかが、議論されています。
これくらいの努力をしないと民生部門でのco2排出量の目標には、いたらないのが現状のようです。難しい問題ですね。
平成19年10月1日より「緊急地震速報」が開始されました。受信の方法は、いくつかありますが、代表的なものとしてテレビ(NHK)で受信した場合、推定震度として震度5弱以上の場合に事前速報として受信するようです。
また、専用端末の場合は、推定震度3以上あるいはマグニチュード3.5以上の場合に受信するようです。ただし、専用端末の場合は、受信する情報を設定で変えることができるようです。
基本的には、大きな揺れがくる数秒~十数秒前の受信になるので、常日頃からの対策が大切だと思います。
木造住宅を建てるときに一般的によく使われる試験を紹介いたします。住宅は地盤(地面)の上に建つわけですから、その地盤の性質をよく知っておかなければいけません。
その調査をする方法の一つとしてスウェーデン式サウンディング試験(ss試験)を行います。スウェーデン式サウンディング試験とは、試験機を回転させながら5m位の深さまで土に貫入させて、地盤の硬軟や土層の構造を測定します。試験機に伝わる音や貫入抵抗から、砂質土か粘性土かの判定を行います。
ss試験によって自沈層の有無や自沈層の層厚、圧蜜沈下量などが測定され、地耐力(地盤の強さ)を判定し、基礎の形状などを測定します。
最近よく耳にする「耐震」という言葉。耐震といっても、「耐震診断」があり、「耐震補強設計」があって、「耐震補強(工事)」に分かれます。これらをひっくるめて「耐震」と言っているのが現状かもしれません。
「耐震診断」とは実際に図面と目視によって、本当に必要な筋違いや耐力壁があるかを、床下や天井などに入って調べます。それらが足りない場合、必要な量の筋違いや耐力壁を計算により算出し、設計するのが「耐震補強設計」です。
そして、「耐震補強設計」によって出た構造体に直すために工事するのが「耐震補強(工事)」です。弊社でも専門的な知識をもったスタッフが、いつでも相談を受け付けています。
京都議定書とは、地球温暖化を防止するための国際的な枠組となる議定書。1997年12月に京都において開かれた「気候変動枠組条約第3回締結国会議(COP3)」では、先進国などに対して2008年~2012年の間に温室効果ガスを1990年比で一定数値を削減することを義務付けた。日本の削減率は6%を目標として、これには法的な拘束力があると決められた。
環境省から2005年度の総排出量はCO2換算で13億6400万tであり、京都議定書の基準年(1990年)の総排出量(12億6100万t)を8.1%上回っているため、日本は基準年から6%減なので、実際には14.1%の排出量を削減しなくてはならないことになる。
これを皆さんどう考えますか?どれだけ工業製品にたよらず生活していけるでしょうか?難しい問題です。
建築廃材の排出量は6,600万t/年で、コンクリート塊が2,600万t/年、アスファルト・コンクリート塊が2,200万t/年で、次いで建築汚泥、建築混合廃棄物、建築発生木材があり、これらの合計で99%になります。 建築廃材の再利用率は48%、脱水、焼却などの減量化が3%で約50%が埋め立てられています。
同じような建築物を解体した場合でも、解体工法、分別方法の差により出てくる廃棄物が大きく異なります。内装を多く残した状態で重機により解体を行うと、可燃物と不燃物の混じった混合廃棄物が多くなります。
一方、内装を丁寧に取り除いた後に解体すると、混合廃棄物の量は減りますが、工期とコストがかさんでしまいます。工期とコストを重視するのか、環境に対する配慮を大切にするのかで、建築廃棄物の質が変わってくるのです。