vol.36 (2010/3月)

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大丸建設のリフォーム「SUMEISTER(スマイスター)」

大丸建設のお客様の中には、親子代々で家を建て、あるいは私たちが建てさせていただいた家をていねいに直し、住み継いでくださる方があります。大丸建設では常々、「家は竣工後お引き渡しをしてからが、本当のおつきあいの始まり」と申しています。

家を建てるまでの約1年よりも、その後の何十年の方がずっと長い(当たり前ですが)。その間には窓の立て付けが悪くなったり、雨樋が詰まったり、経年変化で弱ってくる部分が出てきたりと、時に住まいが「具合悪く」なることがあります。

また、家を建てた時には小さかった子どもが巣立ち、夫婦二人の暮らしに戻る。あるいは二世帯同居をして大家族になるなど、家族構成やライフスタイルの変化で、家の間取りを変える必要が出てくることも。

そんな時、最もお力になれるのは、やはり、家を建てた我々工務店なのではないか、と自負しています。大丸建設は代々血縁に受け継がれ、この道何十年の職人たちとのネットワークを大切にしています。大工が若い頃建てた家を直す際、その時のことをつぶさに思い出すそうです。

その住まいのことを知り尽くした人が手を加えるのですから、的確なリフォームが可能です。もちろん、自然素材を用い、住む方の健康や環境に最善を尽くします。

時代が求める新しいリフォームの形は、実は温故知新の職人技が支えている……。住まいのマイスターが、今ある家への愛着、歴史ごと、大切に手を加えさせていただきます。

なんでも情報局

無垢材の家具・建具のお手入れ法

自然素材の家には無垢材の家具がぴったりです。無垢材のよさは、時とともに色や艶が変化し、美しさを増していくことです。そのためには適切な手入れが欠かせません。

といっても、特に難しいことはありません。含浸性のオイルを塗り、ウエスで拭き取るだけで済む場合がほとんどです。植物性で化学物質を使わない自然塗料をお探しの方は、お問い合わせください。

オイルだけではどうにもならない汚れや傷は、思い切って削ってしまうというのもありです。鉋をかければ美しい木目が香りとともに蘇ります。

とはいえ、一般の家庭には鉋はありません。ので、紙ヤスリを使うのがてっとり早いです。粗いやすりだと傷がついてしまうので、なるべく細かい目のものがよいでしょう。傷が落ちたらオイルでしっとりなめらかに保護しましょう。