【新築レポート・千歳台の家】基礎工事part1

千歳台の家 新築住宅建築レポートvol.2

 

杭打ちも無事に終わり、基礎工事がスタートしました。

遣り方。遣り方とは、敷地内に建物の位置を出す作業のことです。

根伐り(ねぎり。根切りとも書く)。基礎を作るために地面を30cm以上掘ることです。

砕石・転圧。掘削した地盤面を安定させるため、砕石を敷き転圧します。

完了しました。

砕石転圧の後、建物の中心に地鎮祭の時に受け取った鎮物を埋めます。

 

この後、防湿フィルムを敷いて、

捨てコンクリートを打ち、

外廻りの型枠を建てます。

 

捨てコンクリートの上に組んだ鉄筋。ホールダウンアンカーや配筋の確認(鉄筋の太さ・ピッチ・端部の長さなど)をして、第三者機関の検査を受け、合格してからいよいよコンクリートを打ちます。

耐圧コンクリートを打設後、給水・給湯・追い炊き・ガス配管用のスリーブを基礎の立上りに設置します。

直径60mm以上の貫通孔は、その廻りを鉄筋で補強します。

【新築レポート・千歳台の家】地鎮祭~地盤改良

千歳台の家 新築住宅建築レポートvol.1

 

2020年10月、地鎮祭が執り行われました。

建て主様は、小さなお子さんが生まれたばかりのご夫婦です。

 

地盤調査の結果、地盤改良が必要だと言うことが分かり、杭で地盤を補強します。

杭打ちの工法は、RES-P(レスピー)工法と言い、直径約5cmの細径鋼管を用います。

鋼管の支持力と地盤が元々持つ支持力の両方の力で建物を支えるという工法です。

まず、杭頭の高さと基礎の深さがちゃんとそろうように、事前に高さの基準となるところを定めます。今回は、敷地前のマンホールの蓋を基準に定めました。

5.5mの長さの鋼管を70本打ち込みます。

高さを確認しながら、打ち込んでいきます。

なかなか沢山の杭が打ち込まれましたね。これが建物を支えてくれるわけです。

さて、地盤が整いました。これから基礎工事が始まります。