府中の家 新築住宅建築レポート Vol.4
雨から家を守る対策が進んでいます。
屋根の下の部分、破風・鼻隠し板金巻き
外壁には透湿防水紙を貼ります。
これで、中での作業が安心してできるようになりました。
無事に、上棟式を執り行いました。
ここからは内部の工事がどんどん進んでいきます。
ユニットバス(UB)下の基礎断熱。
そして、床が隠れてしまう前に、
床下配管。
さて、次からは、木工事が進んでまいります!
雨から家を守る対策が進んでいます。
屋根の下の部分、破風・鼻隠し板金巻き
外壁には透湿防水紙を貼ります。
これで、中での作業が安心してできるようになりました。
無事に、上棟式を執り行いました。
ここからは内部の工事がどんどん進んでいきます。
ユニットバス(UB)下の基礎断熱。
そして、床が隠れてしまう前に、
床下配管。
さて、次からは、木工事が進んでまいります!
今日からご紹介するのは、高円寺に新築中の建築レポートです。
大丸建設では、設計から施工までを一貫して受注することも割と多いのですが、今回の物件は一昨年からコラボイベントを行ってきた、URA地域主義建築家連合との関係から施工することになった建物です。
建築家は、シンプルで美しい住まいを手がけることに定評のある松本直子建築設計事務所の松本直子氏。
お施主様は自然素材の材料にもとても興味を持っていて、こだわりの住まいとなりそうです。
基礎工事の前に、地盤改良工事からスタートしました。
環境パイルSという工法で、杉の丸太を打込みます。今回は、4mの長さの杭を打ちこんでいきます。
材料が搬入されます。4mの材木が積載されると、なかなか迫力があります。
上に向く木口には、鉄板のキャップ(プレート)を打ちます。
今回は、杉を使いましたが、松や檜を使用する場合もあるそうです。どの材料でも国産材の間伐材を使用しているとのことで、間伐材の有効利用にもつながりますね。
杭打ち機が入りました。敷地に対して大きい!
打設していきます。
こちらが、打ち終わったところです。
地中障害か無ければ簡単に打ち込めるので、今回は全部で40本打ちますが1日で施工出来ました。
地盤改良が終わったので、これから基礎工事に入ります。
離れの工事&クリーニングも終わり、お客様が自ら杉のフローリングにワックスを施工されました。
せっかくの無垢材ですから、変に化学的な物を塗ってしまわない方がいいですよね。未晒し蜜蝋ワックスを使います。
自分の手で施工するセルフビルドが流行っていますが、家となると大変です。でも、フローリングの仕上げなど一カ所だけでも自ら手を動かして仕上げをするだけで、愛着が増してくるのではないでしょうか。
できました! フローリングは面積が大きくて大変だったと思います。お疲れ様でした。
前回ブログで、木で作っていることをご紹介した階段。
最近では、プレカットの階段が多い中、手づくりの階段です。
何故、途中で止まっているかと言うと、訳があります。
段板(踏み板とも)の8段目までは、『ササラ桁』と言う受け材で下から支え、
9段目からは、片側を壁の中、その反対側をスチールのササラで上から吊っています。
このような形で仕上がりました。
造作家具や天井仕上など、内部の木工事も着々と進んで行きます。ちなみに、内外の天井及び、フローリングは、宮城県産、栗駒山麓の杉材(くりこまくんえん)を使用しています。
FIXの窓(はめ殺しの開かない窓のこと)がつきました。杉の格子がアクセントになっていますね!
造作家具が取り付きました。お客様のニーズに合わせて作った物です。
天井板が玄関の外の軒裏まで、続いているように見せています。
上の写真がリビング側、下の写真がダイニングから玄関。
ダイニングと玄関、玄関とその外、それぞれを仕切る壁上部の欄間ガラス越しに
リビングから軒先まで天井(板)が続いているように見えます。
トップライト廻りの板張りは、角度が変わっても1枚の板が連続する様に張ります。板の木目が繋がっている様に見えませんか?
これは、無垢の木を使い慣れている大工ならではの技です。この辺りを現場監督がわざわざ指示しなくとも、大丸建設の大工は当たり前の様にやってくれます。
木工事が終わると、次は左官工事です。
左官の下地処理。
塗り
2階の一部屋が仕上がりました。