前回ブログで、木で作っていることをご紹介した階段。
最近では、プレカットの階段が多い中、手づくりの階段です。
何故、途中で止まっているかと言うと、訳があります。
段板(踏み板とも)の8段目までは、『ササラ桁』と言う受け材で下から支え、
9段目からは、片側を壁の中、その反対側をスチールのササラで上から吊っています。
このような形で仕上がりました。
造作家具や天井仕上など、内部の木工事も着々と進んで行きます。ちなみに、内外の天井及び、フローリングは、宮城県産、栗駒山麓の杉材(くりこまくんえん)を使用しています。
FIXの窓(はめ殺しの開かない窓のこと)がつきました。杉の格子がアクセントになっていますね!
造作家具が取り付きました。お客様のニーズに合わせて作った物です。
天井板が玄関の外の軒裏まで、続いているように見せています。
上の写真がリビング側、下の写真がダイニングから玄関。
ダイニングと玄関、玄関とその外、それぞれを仕切る壁上部の欄間ガラス越しに
リビングから軒先まで天井(板)が続いているように見えます。
トップライト廻りの板張りは、角度が変わっても1枚の板が連続する様に張ります。板の木目が繋がっている様に見えませんか?
これは、無垢の木を使い慣れている大工ならではの技です。この辺りを現場監督がわざわざ指示しなくとも、大丸建設の大工は当たり前の様にやってくれます。
木工事が終わると、次は左官工事です。
左官の下地処理。
塗り
2階の一部屋が仕上がりました。