【新築工事・高円寺の家】屋根下地

高円寺の家 新築住宅建築レポート Vol.5

棟木が上がり、屋根の垂木と破風がつけられました。

垂木というのは、屋根下地や屋根材を支える、屋根なりに設けられた木材で棟木を頂点として両側に下がってつけられます。

垂木の下についている板は、鼻隠しと呼ばれます。

垂木の上に、野地板を貼っていきます。

今回は、杉の野地を水平構面の為に斜め貼りをします。
厚み12㎜巾120㎜の野地板です。

 

通気工法のため、外壁を上がって来た空気を屋根の棟から抜けるように面戸を部分的に欠いて空気の通り道を確保しています。

貼り終わりました。

なんとも美しい屋根下地です。

ずっと見ていたいですが、続いては屋根下葺きです。

セーレンの遮熱製のルーフィング、ルーフラミテクトRXを使用します。

ジョイント部分は、20cm以上重ねます。余裕をもって30cm重ねるところも。

ジョイントの継ぎ目には、メーカーの使用に則って防水テープを施工します。

下葺き完了!

【小柳町フルリフォーム】断熱材入りました

府中市 小柳町フルリフォーム Vol.4

 

こちらの、断熱材に囲まれたスペース・・・

浴室です。

タカラスタンダードのシステムバスの組み立て、設置をしています。

ピカピカのステンレス浴槽です。

 

さて、室内では、床の下地組をしています。

こちらの床は、根太の間隔が狭いです。

ここにはピアノが入るので、床を頑丈に作っています。

 

根太の間に断熱材を入れていきます。

断熱材には、こちらのアクリアUボードを使いました。

 

天井には、断熱材を入れる前に屋根の通気層確保のためのスペーサーを取り付けます。

 

内部もどんどん出来上がってきています!

【新築工事・高円寺の家】建て方

高円寺の家 新築住宅建築レポート Vol.4

 

快晴!建て方日和です。始まりました!

搬入された材料には、番付が振ってあります。下の写真では、「り1」と書かれているのが見えますか?これを頼りに、大工さんはどの材料がどこの材料か判断して組んでいきます。

2階の床まで来ました。

棟木が上がりました。これが、まさしく上棟です。

隠れてしまう部分ですが、木目が美しいです。

【小柳町フルリフォーム】屋根とサッシ

府中市 小柳町フルリフォーム Vol.3

 

庇(ひさし)・霜除けを作っています。

玄関庇のルーフィング。

屋根は、ガルバリウム鋼板の縦ハゼ葺きです。

上は、ハゼを締めているところです。

長手方向に継ぎ目の無い1枚板を横に並べ、端部を折り曲げて継ぎます。この端部をハゼと言い、このハゼを締めて固定します。

屋根通気の出口、換気棟の取り付けをしています。

 

内部では、窓の工事です。

窓の位置に、窓台・マグサを取り付けます。そして、外壁の下地を貼ります。

今回のリフォームは、耐震補強工事を兼ねています。外部に面する壁は、構造用合板を使った耐力壁としています。

サッシが搬入されてきました。

窓台に防水シートを貼ります。

サッシが取り付けられました。

 

【小柳町フルリフォーム】構造

府中市 小柳町フルリフォーム Vol.2

基礎のコンクリートが固まったら、次は土台です。

大工さんが、作業場で新規の土台を加工しています。

その間に、

現場では、ガス・水道の配管を行います。

そして、土台を入れていきます。

既存の土台、入れ替えたところ、新規で入れたところ、色の変化で分かります。

 

土台がしっかり入ったら、次は柱&梁です。

柱や梁も、新しい木材と古い木材が色の違いで一目瞭然ですね。しっかりと補強して、これから先長く保つ家を建てていきます。

 

新しい木材も古い木材も、金物でしっかりと補強をします。

耐力壁となる壁には、筋交いを取り付けます。

こちらは、既存の丸太梁を活かした箇所です。とてもいい色ですね。

 

さあ、だんだんと組み上がってきました。これから屋根の作業です。

加工された母屋(もや)の材料です。

母屋とは、屋根を支える部材の一つで、屋根勾配に対して垂直方向で支えている水平の部材のことです。

母屋を組んで、屋根垂木を流し、

屋根下地を敷いていきます。

内側から見た写真。

 

そして、すぐにルーフィングを敷きます。

ルーフィングとは、防水用下地のことです。木材の屋根下地のまま雨に降られると大変なので、ルーフィングですぐに防水処理をします。

周りはブルーシートで覆って雨対策です。梅雨時期の工事は結構大変です。

【新築工事・高円寺の家】土台

高円寺の家 新築住宅建築レポート Vol.3

 

基礎が完成し、土台を敷いていきます。

材料の搬入から。

人力で降ろすのは大変そうです。

 

一階の荒床(下地)です。杉のムクボードという商品で、24mm厚の杉板が巾剥ぎ状に加工されたものです。

その後、雨の予報だったので、フィルムで養生&保護。

 

外部足場を組んでいきます。

柱などの材料が搬入され、建て始める予定でしたが、雨のためにこの日は荷受けのみとなりました。

材料を濡らしたくないですし、雨の日の建て方は危ないので、工程より安全第一で、この日の建て方は見送りになりました。

いよいよ、次号、建て方です!

【小柳町フルリフォーム】解体&基礎

府中市 小柳町フルリフォーム Vol.1

府中市で施工中のフルリフォーム工事。親戚から受け継いだ土地と家を引き継ぎ、使える構造はそのまま使っての大規模リフォーム工事です。

どのくらい‘フル’なのかと言うと・・・

これくらいです。

壁や屋根も全て解体して、これから生まれ変わります。

まず、基礎の現状を確認します。基礎にヒビが入ってしまっている箇所があったり、沈下している箇所があったり。

排水配管を施工し、基礎を補強していきます。

先に配管を行うのは、基礎補強後だとスペースがなくなって官が入れられなくなるからです。

 

基礎補強のベースコンクリートを打設します。

上から見た写真。

これで、しっかりとした基礎ができます。

 

そして、耐力壁の下の部分や壊れていた部分の基礎を新たに設けたり、補強したりしていきます。

アンカーボルトもしっかり入れてあります。

新しい木材で軽く補強。古い木材の色と全然違っていますね。

 

こちらは、玄関の框。一時的に撤去していますが、加工して再利用します。

使える物は、何でも使っていきます!

 

【新築工事・高円寺の家】基礎工事

高円寺の家 新築住宅建築レポート Vol.2

 

杭打ちが無事に終わり、地盤が改良できたので、基礎工事に入っていきます。

砕石転圧完了!

基礎の配筋の状況です。

配筋、こうやって見ると美しいです。

 

耐圧盤コンクリートを打設していきます。

さて、こちら↓は何でしょう?

コンクリート打設前は、こんな感じです。短いです。

このホースは、コンクリートに斜めに差しておいてコンクリートが固まった後にホースを引き抜きます。

そうすると、家の中から基礎の外に向かって斜めの穴が明きます。これは、基礎が完成してからしばらくの間、雨が降った時に基礎の中に水が溜まるのを防ぐ為、溜まった時にこの穴から排水する為の穴になります。

 

昔は、カマボコ状に半円に加工した塩ビパイプやボイド管を耐圧コンクリートの上に仕込んだり色々なやり方をしていましたが、どこの鳶さんが考えたのか、今は殆どの鳶さんがこのやり方で施工しています。単純な事ですが、最初に考えた人はエライ!こういった知恵で、効率的な施工ができるんですね。

耐圧盤コンクリート打設の後は、アンカーボルトを固定します。

そして、立上りコンクリートの打設です。養生のため、型枠天端にフィルムをはっています。

型枠が外れ、基礎が完成しました。

敷地いっぱいに、これから夢の住まいが広がっていきます!