高円寺の家 新築住宅建築レポート Vol.5
棟木が上がり、屋根の垂木と破風がつけられました。
垂木というのは、屋根下地や屋根材を支える、屋根なりに設けられた木材で棟木を頂点として両側に下がってつけられます。
垂木の下についている板は、鼻隠しと呼ばれます。
垂木の上に、野地板を貼っていきます。
今回は、杉の野地を水平構面の為に斜め貼りをします。
厚み12㎜巾120㎜の野地板です。
通気工法のため、外壁を上がって来た空気を屋根の棟から抜けるように面戸を部分的に欠いて空気の通り道を確保しています。
貼り終わりました。
なんとも美しい屋根下地です。
ずっと見ていたいですが、続いては屋根下葺きです。
セーレンの遮熱製のルーフィング、ルーフラミテクトRXを使用します。
ジョイント部分は、20cm以上重ねます。余裕をもって30cm重ねるところも。
ジョイントの継ぎ目には、メーカーの使用に則って防水テープを施工します。
下葺き完了!