新築工事@町田市 レポート Vol.12  ~~杉フローリング~~

室内のフローリングは、節有の杉板を貼り進めています。そして、室外の軒天材は、無地(無節)+上小節(とはいえ、ほとんど無地)の杉化粧羽目板を貼っていきます。

どちらも、赤・白の入った源平と呼ばれる杉板です。

 

無垢の杉板、といっても、節の有り無しや色の違い(赤・白)など、いろいろな種類があるんですよ。詳しくは、一級建築士のつぶやきをご覧くださいね!

こちらの、立てかけているフローリング。貼る前に、木目や色合いなどのバランスを見ています。これは、大工さんによって個性が出るところです。

 

 

断熱工事も進んでいきます。

今回は勾配天井なので、2階の天井が屋根の下になります。

屋根の通気スペーサーの下に、断熱材の受けを取付け、断熱材のスペース(厚さ20cm分)を確保します。

断熱材受けにシートを取付け、中に断熱材を吹き込んでいきます。

 

吹込み終えた所から、更に防湿シートを貼っていきます。

 

 

断熱材と防湿シートを貼ったところは、間仕切りや、下地などの工事を進めています。

 

工事が進んでくると、暮らしが見えてくるようですね~

新築工事@町田市 レポート Vol.11  ~~通気~~

前回は、UBを設置したところまででした。続いては、いよいよ玄関ドアが入ります。

木製の玄関ドアを吊り込んだり、(吊り込むと言うんですね)

 

玄関ドア上部欄間の(ペア)ガラスを取り付けたりしていきます。

 

こちらは、外壁の通気専用の下地(通気胴縁)です。今回は、外壁の仕上材を縦貼りするので、その下地は横に取り付けます。等間隔に並ぶ孔を伝い空気が流れるようになっています。

 

この孔を通った空気は軒裏を伝い、屋根の中を抜け、一番高い棟の部分から抜けるようになっています。

 

軒先にも換気部材を取付けていきます。

軒先から入った空気も、壁の中の空気と合流させます。

 

 

さて、こちらでは、床の工事を進めてます。

写真は、45x90角の杉材でできたスノコ状の床と、杉の無垢フローリングを貼っているところです。

 

こちらの無垢の杉のフローリングは、貼った後は傷がつかないように養生しておくのですが、見学会では養生を工夫して一部見られるようにしてくれるとのこと。6/20の見学会では、きれいな杉のフローリングをご覧いただけます!

新築工事@町田市 レポート Vol.10  ~~電気工事など~~

Vol.9での電気工事の続きです。貫通部のスリーブ入れに引き続き、電気屋さんに外周部の配線工事を進めてもらいます。

 

スイッチやコンセントの(壁の中に埋め込まれる)ボックス廻りの断熱・気密が損なわれないよう、樹脂製の気密カバーを取り付けます。

 

外周部を先行して施工する電気工事ですが、勿論中の配線・配管も進めていきます。

 

 

そして、外周部の配管配線の次は、いよいよ断熱材の施工です。

 

今回の断熱材は全て、設計士の小林さんの指定でグラスウールを使用しています。

壁のグラスウールは、柱と同じ4寸(120ミリ)の厚さで隙間なく充填し、その上から気密シートでしっかりと覆っていきます。

壁の断熱材を入れると、UBの設置です。UBが入ると、『おうち』感が出てきますね!