高円寺の家 新築住宅建築レポート Vol.2
杭打ちが無事に終わり、地盤が改良できたので、基礎工事に入っていきます。
砕石転圧完了!
基礎の配筋の状況です。
配筋、こうやって見ると美しいです。
耐圧盤コンクリートを打設していきます。
さて、こちら↓は何でしょう?
コンクリート打設前は、こんな感じです。短いです。
このホースは、コンクリートに斜めに差しておいてコンクリートが固まった後にホースを引き抜きます。
そうすると、家の中から基礎の外に向かって斜めの穴が明きます。これは、基礎が完成してからしばらくの間、雨が降った時に基礎の中に水が溜まるのを防ぐ為、溜まった時にこの穴から排水する為の穴になります。
昔は、カマボコ状に半円に加工した塩ビパイプやボイド管を耐圧コンクリートの上に仕込んだり色々なやり方をしていましたが、どこの鳶さんが考えたのか、今は殆どの鳶さんがこのやり方で施工しています。単純な事ですが、最初に考えた人はエライ!こういった知恵で、効率的な施工ができるんですね。
耐圧盤コンクリート打設の後は、アンカーボルトを固定します。
そして、立上りコンクリートの打設です。養生のため、型枠天端にフィルムをはっています。
型枠が外れ、基礎が完成しました。
敷地いっぱいに、これから夢の住まいが広がっていきます!