千歳台の家 新築住宅建築レポート Vol.8
外壁は、ラス網下地を施工したところまでご紹介していました。
こちら↓が、外壁左官材「そとん壁」の下塗り材です。
そとん壁というのは、人にも住まいにも地球環境にも優しい自然素材の壁材です。
高千穂シラス株式会社さんの商品で、大丸建設の家にはよく選ばれています。
さて、下塗りスタートです。
上の写真、網目が見えますか? これは、左官の乾燥クラック(割れ)を防ぐために塗り込んでいるグラスファイバーメッシュです。
下塗り後、1週間程乾かして上塗り(仕上)です。
仕上を塗った直後は、黒っぽい色をしています。
三日経つと、
乾いて色が薄くなってきました。
内部では、間仕切り壁を造りつつ建具枠を付けています。
棚板は、以前ご紹介した大型リフォームと同様に、地震の時などでも棚が落ちないような造りにしています。
材料は、、宮城県・栗駒産の杉の巾剥ぎ材です。
二階では、天井仕上げの杉板を木取ってます。
木取るとは、元になる材料から、実際に使用する寸法に切り出したり、加工したりすることです。
この時、必要な部材を無駄なく取れる(歩留まりを良くする)ように考えたり、材料の長所を最大限に生かせる取り方を考えたりします。
これも、貴重な木材を最大限有効に活用する大工さんの技ですね。
さあ、どんどん仕上の段階に入ってきました。楽しみですね~