vol.26【 LCAって何? 】

ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment:LCA)とは、製品の一生における環境負荷を評価する手段。製造、輸送、販売、使用、廃棄、再利用まで全ての段階での環境負荷を総合して評価をします。

木造住宅をつくるうえで代表的な材料といえば「木材」です。木材は、炭素ストックとして注目されていますし、環境負荷が少ないといえます。 できるだけ国産材を使うことで、輸送時のエネルギーと環境負荷を低減し、自然素材を使って住宅の新築やリフォームをしていけば、環境負荷のかかるエネルギーの使用量を抑えることができ、廃棄の際も環境負荷は少なくてすみます。

また、シンプルな構造と自然環境を存分に採り入れた住宅は、過剰な設備機器に頼ることなく、運用時(住んでいる時)のエネルギーも少ないといえます。環境問題が深刻化している現在、できることをしていきたいと思います。