vol.01【 シックハウス症候群 】

住宅の新築・増改築後住宅建材や家具などから室内に揮発する化学物質や、ダニアレルゲンなどが原因で体調不良などを引き起こすことをいいます。人には化学物質を体内にとどめておける許容量がそれぞれあるようです。

ですから同じ量の化学物質を曝露しても、症状のでる方、でない方がいる様です。化学物質なしでは成り立たない現代では、住まいだけでもなるべく自然なものでつくりたいですね。

vol.02【 改正された建築基準法 】

住建築基準法が改正され、24時間強制換気が義務づけられました。これは室内の空気汚染を少しでもなくそう、というところに目的があります。

空気汚染は家に使われる建材等から揮発する有害化学物質によるものがほとんどです。家具などからも少量ですが揮発します。

しかし、建築基準法で規制している有害化学物質は、ごく一部です。

vol.03【「F☆☆☆☆」って何? 】

JIS・JAS共通の規格であるF☆☆☆☆(エフフォースターとかエフほし4つなどという)は、Fがホルムアルデヒドを指し、☆は数によって発散量を示す。☆が多いほど発散量は少ない。

しかし、見方を変えれば、F☆☆☆☆ということは、化学物質が含まれていることになってしまう?のではないだろうか。難しいところである(F☆やF☆☆などは住宅に使えたものではない)。

vol.04【 住宅に潜む化学物質 】

厚生労働省が室内濃度の指針を出しているのは13物質です。それに対し、建築基準法の規制対象物質は、ホルムアルデヒド、クロルピリホスの2物質です。

何から発散されるでしょうか。ホルムアルデヒドは、合板や壁紙用接着剤に用いられるユリア系、メラミン系、フェノール系等の合成樹脂、接着剤及び一部ののり等の防腐剤から発散します。

しかし、上記の物質をゼロにするのは難しいでしょう。限りなくゼロに近づける努力は必要です。

vol.05【 接着剤について 】

接着剤にはトルエンやキシレンなどが溶剤として含まれています。これらの物質は揮発性が高く刺激の強い物質です。シックハウスの一因ともなっています。 昔は澱粉糊を使っていましたが、今では化学合成したものが主流となっています。

しかし、シックハウス問題などで、今また澱粉糊が見直されています。 前々回もお話ししましたが、F☆☆☆☆は、あくまでもホルムアルデヒドを規制しているものであるということに注意しなければいけないと思われます。

vol.06【 意外と知らない家具の危険性 】

市販されている家具の中でも安価なものは、合板でできているものが多いでしょう。合板には化学物質が含まれています。また、その表面の仕上げにはウレタンなど化学系塗料が塗られています。

せっかく自然素材で家づくりをしても、これらのような家具から、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等が揮発してくるのでは、安心できる住まいにはならないかもしれません。

最近では無垢材で自然塗料による仕上げのものもでてきています。これからはそのような見方で家具を選ぶのも、自分でできる安心な生活づくりのひとつかもしれません。

vol.07【 大工の三種の神器 】

大工の三種の神器についてご紹介いたします。

  • ちょうな:材の表面を平らに削る道具。刃幅6cm程度の平のみが、柄の先に直角に付いています。
  • 墨つぼ:材の加工・工作に必要な線や印を木材・コンクリートなどの面にしるすための道具。
  • かね尺:直角に曲がったものさし。さしがね、曲尺ともいう。短枝と長枝で構成される。

vol.08【 木の「節」ってなぁに? 】

「節(ふし)」とは立ち木の時の枝の付け根が製材にあらわれたものです。JISでは「生き節」「死に節」「腐れ節」「流れ節」に分類、品等区分しています。

「生き節」とは節の繊維が周辺の繊維とうまくかみ合って抜けにくい健全な節をいいます。「死に節」は木の成長過程で木の中にくるまれてしまうので、丸太の状態ではわからない場合が多いです。それゆえに製材した時に「死に節」が出てきてしまい、等級がさがってしまうことにもなります。

しかし、節があるのが必ずしも悪いわけではありませんが好みがわかれるところかとは思いますが…。

vol.09【 木の継ぎ方 】

木造建築が大工の経験と技量で建てられていた時代には、柱や梁の端部を複雑に加工し、釘や金物をほとんど用いずに巧につないでいました。 材を1本の長い材にする部分は「継手」、ある角度に部材をつなぐ部分は「仕口」と呼ばれています。

現代では、釘やボルト、かすがいなどといった金属製の接合金物も用いられ、木の加工を簡素化する傾向がみられます。

vol.10【 アスベストについて 】

アスベストは石綿(いしわた、又はせきめん)とも呼ばれ、名前の通り綿のように柔らかな繊維ですが、鉱物の一種で、火にくべても燃えません。

アスベストという言葉は「消すことができない」又は「永遠不滅の」という意味のギリシャ語に由来しています。アスベストは単一の鉱物ではなく、6種類が知られています。

白石綿は建築資材として多く用いられてきましたが、悪性中皮種の原因となってしまいます。自然界ではほとんど分解しません。

アスベストは、タバコと相乗効果で肺がんになりやすくなります。 アスベストを使用している現場などには近寄らないようにしましょう。また、普段住んでいる所や、長く居る場所のアスベストの有無を確認するのも大切です。