【新築工事・千歳台の家】上棟

千歳台の家 新築住宅建築レポートvol.4

 

いよいよ木材が搬入され、土台を敷いていきます。

土台の裏にアンカーボルトの位置の墨をつけ、穴を開けます。

色が変わっているのがわかりますか?防蟻剤のヒバ油を塗っているところです。

基礎と土台の間には、床下通気のためのステンレス製スペーサーを敷きます。

 

さて、いよいよ建て方始まりました。

一階の柱を立てた後、二階の床梁を組んでいるところです。

玄関庇です。

二階の床梁を組み終え、歪みを直して、仮筋交をとめていきます。

次にボルトで固定します。

化粧梁でボルトが見えてしまうところは、化粧ボルト(Dボルト)を使います。

ボルトを締め終えると、次は、二階の床下地を敷きます。

床の下地には、24mmの厚みの杉の無垢ボードを使用しました。

無事、上棟しました!

屋根下地の垂木を流して、この日の作業は終了です。

 

翌日、上棟式が執り行われました。

さて、これからもどんどん木工事が進んでまいります。

【新築工事・千歳台の家】基礎工事part2

千歳台の家 新築住宅建築レポートvol.3

 

立上りの型枠組みから。

建物が建った後にも一階の床下を点検できるよう、基礎の立上りには人が通るための人通口を設けますが、ユニットバスのところは基礎点検口を設置して、ユニットバス周りに外気が入らないようにします。

コンクリート打設の前に、

品質検査をして、打設です。

玄関周りの盗み板。

盗み板とは、コンクリートの厚みを調整するときに使う、型枠に当てる板のことです。

欠きとる、『欠き盗る板』で『盗み板』と言うそうです。

土台や柱よりも、幅が広い基礎があった場合、室内側は床下に隠れるため問題ないのですが、玄関などの土間は隠せないことが多いです。

内側に出っ張った部分が床や壁の仕上げなどと干渉してしまうことがありますが、基礎を壊すことはできません。ですので、それを避けるために盗み板を入れて、出っ張りを調整するのです。(もちろん定められた最低の幅は守った上です!)

 

かぶり厚の確認もしています。

 

立上り後、一定期間養生した後、型枠を外します。

青い印部分に見える小さな孔は、基礎の内部に水がたまらないように設けた水抜き穴です。後で塞ぎます。

 

立上り幅の確認。

立上り高さの確認。

土間の断熱材。

基礎が完成しました。

玄関土間とポーチの部分にコンクリートを打って、コンクリート終了です!

【新築レポート・千歳台の家】基礎工事part1

千歳台の家 新築住宅建築レポートvol.2

 

杭打ちも無事に終わり、基礎工事がスタートしました。

遣り方。遣り方とは、敷地内に建物の位置を出す作業のことです。

根伐り(ねぎり。根切りとも書く)。基礎を作るために地面を30cm以上掘ることです。

砕石・転圧。掘削した地盤面を安定させるため、砕石を敷き転圧します。

完了しました。

砕石転圧の後、建物の中心に地鎮祭の時に受け取った鎮物を埋めます。

 

この後、防湿フィルムを敷いて、

捨てコンクリートを打ち、

外廻りの型枠を建てます。

 

捨てコンクリートの上に組んだ鉄筋。ホールダウンアンカーや配筋の確認(鉄筋の太さ・ピッチ・端部の長さなど)をして、第三者機関の検査を受け、合格してからいよいよコンクリートを打ちます。

耐圧コンクリートを打設後、給水・給湯・追い炊き・ガス配管用のスリーブを基礎の立上りに設置します。

直径60mm以上の貫通孔は、その廻りを鉄筋で補強します。

【新築レポート・千歳台の家】地鎮祭~地盤改良

千歳台の家 新築住宅建築レポートvol.1

 

2020年10月、地鎮祭が執り行われました。

建て主様は、小さなお子さんが生まれたばかりのご夫婦です。

 

地盤調査の結果、地盤改良が必要だと言うことが分かり、杭で地盤を補強します。

杭打ちの工法は、RES-P(レスピー)工法と言い、直径約5cmの細径鋼管を用います。

鋼管の支持力と地盤が元々持つ支持力の両方の力で建物を支えるという工法です。

まず、杭頭の高さと基礎の深さがちゃんとそろうように、事前に高さの基準となるところを定めます。今回は、敷地前のマンホールの蓋を基準に定めました。

5.5mの長さの鋼管を70本打ち込みます。

高さを確認しながら、打ち込んでいきます。

なかなか沢山の杭が打ち込まれましたね。これが建物を支えてくれるわけです。

さて、地盤が整いました。これから基礎工事が始まります。