vol.08【 木の「節」ってなぁに? 】

「節(ふし)」とは立ち木の時の枝の付け根が製材にあらわれたものです。JISでは「生き節」「死に節」「腐れ節」「流れ節」に分類、品等区分しています。

「生き節」とは節の繊維が周辺の繊維とうまくかみ合って抜けにくい健全な節をいいます。「死に節」は木の成長過程で木の中にくるまれてしまうので、丸太の状態ではわからない場合が多いです。それゆえに製材した時に「死に節」が出てきてしまい、等級がさがってしまうことにもなります。

しかし、節があるのが必ずしも悪いわけではありませんが好みがわかれるところかとは思いますが…。