vol.65【 ヒートショック予防法 】

ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することなどが原因となり起こる健康被害のことです。

失神や心筋梗塞、不整脈、脳梗塞を起こすことがあります。
入浴時に急激な血圧低下により失神し、溺れて死亡するケースは、入浴時の脱衣所とお風呂場の温度差などがヒートショックの代表的な例となります。 

予防には、冬場は特に脱衣所とお風呂場の温度差が大きくなりやすいので、脱衣所に電気ヒーターなどを置き、温めておき、お風呂場も浴室暖房や、お湯を少し出して温めておいて温度差を小さくすることも有効な手です。ただエネルギー的には、負荷が少し大きくなるので、入浴時だけなどにすると良いでしょう。 

これからは家全体の室温がある程度一定になるような、温度に対するバリアフリーも必要になってきます。