vol.21【 地盤調査 】

木造住宅を建てるときに一般的によく使われる試験を紹介いたします。住宅は地盤(地面)の上に建つわけですから、その地盤の性質をよく知っておかなければいけません。

その調査をする方法の一つとしてスウェーデン式サウンディング試験(ss試験)を行います。スウェーデン式サウンディング試験とは、試験機を回転させながら5m位の深さまで土に貫入させて、地盤の硬軟や土層の構造を測定します。試験機に伝わる音や貫入抵抗から、砂質土か粘性土かの判定を行います。

ss試験によって自沈層の有無や自沈層の層厚、圧蜜沈下量などが測定され、地耐力(地盤の強さ)を判定し、基礎の形状などを測定します。