vol.32【 のこぎりの基本的な使い方 】

のこぎりの刃には、たてびき用とよこびき用があります。のこぎりのひきはじめは、刃の元の方でていねいに、ひき口をつけます。木の繊維方向に切るときは、たてびき用の刃を使うのが基本ですが、木が硬い時は、たてびき用の刃の刃元ではうまくひき口がつかない時があります。

そうした時は、よこびき用の刃の元でひき口をつけます。後は、のこぎりの刃渡りをいっぱいに使い、軽く、ゆっくりと動かして切っていきます。

刃の一部だけでせわしなく切るのではなく、余計な力を抜いて刃渡りをいっぱいに使うのが、正確に、また切り口をきれいに切るコツです。