vol.53【 神社建築の様式 】

現在、神社は社殿を持つことが当たり前になっています。
これは仏教の影響によるものではありますが、実際にはその建築様式にも様々なものがあり、これも1つの見所と言うことができます。

基本、神社の建築は、切妻造り(きりつまづくり)と呼ばれるもので、屋根が三角形状に頂上から地上に向かって2つの斜面を形成するもので、日本の家屋における最も代表的なものになります。 

そして建物の入口が異なることで、大きく分けて2つの様式に大別され、そこからさらに系列別に細分化することができます。

平入り: 屋根の面に対して水平の壁に入り口を持つもの → 神殿系

妻入り: 屋根の面から見て横の壁に入口を持つもの → 大社系