2016年05月

vol.73 (2016/5月)

トップニュース

土曜日の「日曜大工講座」始めます。

大丸建設では今年の4月より毎月第2土曜日に「日曜大工講座」をスタートします。10年ほど前に旧社屋に隣接した「りん場」を使って大丸木工フェスタを開催していました。スタッフや大工・棟梁・職人さんが一丸となって準備して、OBのお客様や木工好きのご家族連れなど、子供から大人まで大勢で賑わう大人気のイベントでした。スタッフが入れ替わり準備の大変さから7年前を最後に大きく開催することはできませんでした。

しかし昨今のDIYブームから、私たちの持つ「匠の技」を地域の方々にお伝えしたいという思いが再燃し、定期的にコツコツとイベントを続けていこうと、毎月第2土曜日の10時から12時に「日曜大工講座」を定期開催していくことにします。少人数制で、毎回テーマを変えています。単発受講OK、人数に空きがあればどなたでも歓迎します。ご家庭ですぐに使える役立つ内容ですので、楽しみにしていてくださいね!

【カリキュラム】※7月中に10月以降のプログラムを発表します。

4/ 9(土) 家庭に置いておきたい工具・ツール類
5/14(土) 壁にフックを付けてみよう!
6/11(土) 電動ドライバーデビュー
7/ 9(土) タイルで鍋敷きを作ろう!(お子様向け)★
8/ 6(土) 本のラックを作ろう!(お子様向け)★
9/10(土) サンドペーパーの達人になろう!

【会場】大丸建設  【参加費】1,000円 【定員】6名(★は親子4組) 

なんでも情報局

今さら聞けない!?お茶の基礎知識

家に入ると新茶が出回ります。特に立春から数えて88日頃(八十八夜、今年は5/1)に摘む新茶は、柔らかくて香り高く格別の味わいと言われています。

新茶と一番茶は同じ意味で、その後摘み取られる二番茶、三番茶と比べると、カフェインや苦味が少なく、爽やかな香りが特徴です。蒸してこよりにする「煎茶」として飲みます。

二番茶以降はお値段が手頃になり、秋冬日以降に摘む「番外茶」を略して「番茶」とも言います。

煎茶に炒った玄米を入れる「玄米茶」、煎茶を焙じる「ほうじ茶」、新芽の茎だけを使う「茎茶」、細かい茶葉だけを選別し粉状にした「粉茶」などお茶は余すところなく使えて様々に楽しめます。また、国産の紅茶は緑茶と同じ茶葉を発酵させているところが多いです。これも以外な豆知識ですね!

 

2016年03月

vol.72 (2016/3月)

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大丸のキャッチフレーズ「心がつながる家づくり」

昨年の秋ごろから、スタッフの間で「大丸建設のキャッチフレーズってなんだろう?」と議論してきました。大丸建設のホームページやチラシなど様々な所で広報していく際に、大丸建設を一言で表すならば? スタッフの一致した意見が「心がつながる家づくり」でした。 

大丸建設は和歌山県の山長商店より紀州材の無垢材を取り寄せて、トレーサビリティ(生産履歴)が取れて、空気環境が清浄で、安心安全な家づくりをしている。耐震構造のスペシャリストとして地震に強い家ををつくっている。創業明治初期から6代続く匠の技。個々の明確なコンセプトのもと「大丸建設といえばこれ!」という強みは幾つか持っていますが、スタッフの思いとしては「お客様の要望を丁寧に汲み取り、心をつなぐ家づくり」が大丸建設そのものである、となりました。

心がつながる家づくり。それは匠の技をつないでいくこと。お客様の暮らしに対する価値観や思いをつないでいくこと。100年たっても美しい素材を用いて未来につながる住まいをつくること。「つながる」の意味をスタッフ一人一人が意識しながら、お客様との関係を紡いでいくこと。そして、建設会社、地域工務店として、素材・構造・間取り・省エネなどプロとして誇りを持って設計をしていくこと。大丸建設らしい「心がつながる家づくり」をこれからも応援していただけますようよろしくお願いいたします。  

なんでも情報局

びわは葉は良薬、種も万能


枇杷(びわ)は「王葉王樹」との別名を持ち3千年もの昔から万能薬として世界中で愛されてきた樹木です。

乾燥させたびわの葉は、薬草茶にして飲めば色も香りも良く、お灸にしたり足湯に使うなど様々な用途があります。血行を良くしたり、体を温めるのに使えるほか、解毒などにも良いと言われています。

葉は乾燥させて、ざっくり切って乾燥剤を入れて保存すると良いでしょう。びわの種はアルコール(焼酎)に漬ければ、打ち身、捻挫、火傷などのチンキ剤として使えます。薬酒としてアヤレット風味のお酒としてもいかがでしょうか。

2016年01月

vol.71 (2016/1月)

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謹賀新年 〜次代に継承する住まいづくり〜


新年あけましておめでとうございます。多摩に根指して140年、大丸建設は明治初期の創業以来5代を数え、現在は専務の安田佳正、常務の安田博昭を中心に、次世代に続く住まいづくりを行っています。天才宮大工と言われた初代から続く匠の技を今に継承し、若い大工の育成にも力を注いでいます。

住まいは建てて終わりではない。引き渡しをしてからが本当のお付き合いの始まりとの社是の通り、お客様が長く住み継ぐ家をメンテナンスし、壊さずに次につないでいくのが地域工務店の役割でもあります。

昨年はリフォームのパンフレットを作成してお客様にお配りしましたが、今後はより一層ストック(中古)住宅を蘇らせる建築にも力を入れて参ります。

大丸建設は声を大にしてスローガンを掲げたり、派手に宣伝広告をするのは得意ではありませんが、これまで口コミで地道にお客様を広げてきました。それも誠心誠意家づくりを支えてくれるスタッフあってのことです。長く務めてくれるスタッフと、若手も定着率が良く力をつけて現場を支えてくれます。今後は若手の営業を増員し、大丸のスピリットを長くお客様に伝えてくれる人材を育成していきたいと思っています。本年も大丸建設生暖かく見守っていただけますよう宜しくお願いします。 

なんでも情報局

旧正月って、いったい、いつ?


大丸ニュースの新年号は、新暦に合わせて1月1日にお送りしていますが、日本は他にもいくつか暦がありますね。旧暦は「太陰太陽暦」と言われ、月の動きに合わせて暦が決められていました。新月を毎月の1日(朔日)としているため、今年は2月8日が旧暦元旦になります。

また立春を元旦とするのは、中国の故事に由来しており、旧暦とは異なりますが、日本の暦は立春を起点とするものもあります。例えば八十八夜(茶摘み)、二百十日、二百二十日(台風の災難の目安)は、立春から数えます。立春の早朝は「立春大吉」と書き、厄除けする習慣も残っています。すべての文字が左右対称で縁起が良いからです。 
   

2015年11月

vol.70 (2015/11月)

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冬こそ、加湿のしすぎにご注意を!

今年は久しぶりに秋らしい季節感で爽やかですね。いよいよ冬が近づいてきています。空気が乾燥し、気温が低くなり、風邪が流行り始めます。そうすると、多くのお宅で加湿器を取り出して、加湿を始めるのではないでしょうか。

実は今の住まいは昔の住まいと異なり、気密性能と断熱性能が高まっているので、室内で湿気が発生するとそれを逃さずカビやダニの温床になります。乾燥する冬は本来カビが生えにくいものなのですが、最近は冬型の結露が増え、冬にカビが発生することが多くなってきているのです。特に高気密高断熱住宅は注意が必要です。

カビは、湿度が高く密閉したところで発生します。お風呂、北側のトイレ、窓の結露やサッシのパッキンなどでカビが生えやすく、また冬場は暖房している部屋と冷えた廊下や洗面所等の温度差で結露が生じ、それがカビの原因になってしまいます。

冬は加湿はほどほどに。する場合は適度に換気をして風を通すことが必要です。結露の水滴を見つけたら、こまめに拭き取るようにしましょう。

なんでも情報局

子供と一緒にどんぐり拾いを楽しもう!

 
森や公園を歩くと、落ち葉が舞い足下にはドングリが転がって、お散歩が楽しい季節になってきましたね。どんぐりをよく見てみると場の植生によって形が様々であることに気がつきます。

どんぐりはブチやコナラ、カシなどの木の実で、食べられるどんぐりにはクリやシイがあります。どんぐりの帽子は殻斗(かくと)と呼ばれ、その形で種類を見分けます。殻斗にトゲやイガがある代表選手はクリで、他にクヌギやカシワなどもあります。

殻斗の横縞があるのは、アラカシやシラカシのカシ類、うろこ状のものはコナラやウバメガシなど。そんな特徴を見分ければ、どんぐり探しも楽しくなるかもしれませんね。
 

  

2015年09月

vol.69 (2015/9月)

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大丸のリフォームパンフレットが完成しました!

3年かけて企画・構想した「大丸建設のリフォーム」パンフレットが今年の春に完成しました。A4で4ページ、フルカラーで大丸のリフォームの特徴をわかりやすく示しています。

空気:
自然素材と国産無垢材の内装リフォームで室内の空気をリフレッシュ

温熱環境:
夏は涼しく、冬は暖かい住環境と省エネを両立。健康な暮らしを応援します。

地震災害:
耐震診断のプロがいる大丸建設。地震・台風などの災害から住まいを守ります。

間取り:
お子さんの成長や家族の構成変化に応じて間取りを自由に変更できます。

世代:
ご高齢の方からお体の不自由な方でもストレスなく暮らせるバリアフリー住宅へ。

テーマは「住まいと暮らしのトータル・バリアフリー」
バリアフリーと言うと一般的にご高齢の方や体の不自由な方のために、手すりやスロープを設けることがイメージされますが、大丸ではバリアフリーを広義に捉え、住まいと暮らしの満足度を高める提案をします。

リフォームも一般的には壁のクロスを張り替えたり、キッチンやトイレなどの設備を新しく更新するなど、表面的な部品を交換する「お化粧型」が主流です。大丸では前述のように、暮らしそのものを向上し本質的な課題を解決する「体質改善型」のリフォームを提案します。

お客様がなぜリフォームを必要としているのか、どんな暮らしを実現したいのか、しっかり耳を傾け、今後長く住み継ぐことのできるようお手伝いいたします。大丸のリフォームパンフレットをお入用の方にはお送りしますのでお申し付けください。

なんでも情報局

天然の抗菌剤「ハチミツ」を食べていますか?

パンに塗ったりヨーグルトに入れたり、保存食作りにも欠かせない「ハチミツ」。栄養価が高く保存性もあり、とても優れた健康食品です。人が甘さを感じる糖度は13から15度位ですが、ハチミツの糖度はなんと78から80度もあり、料理に少し加えるだけで甘みがグンと上がります。

エジプトのピラミッドから古代のハチミツが見つかったことが話題になりましたが、天然のハチミツは長期間品質が衰えず、保存性がとても優れています。いろんな種類の花の蜜を集めた「百花蜜」やシンプルな甘さが特徴の「アカシア」、複雑な甘みを味わえる「クリ」、華やかな「ミカン」、ほのかな桜の風味が雅な「桜」など味わいも様々。自分好みを探すのも楽しいですね。

 

2015年07月

vol.68 (2015/7月)

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夏を過ごすためのアイデア

毎年、夏になると猛暑やゲリラ豪雨がクローズアップされ、異常気象が日常化してきています。健康を守るためにも、住まいと暮らし自体を暑さに強くしていくことが大切です。住まいと熱の関係を知り工夫することで、涼しさを呼び寄せ、快適性を増すことができます。 

住まいの本質的な体質改善には、壁、床、天井といった家の外周部を断熱リフォームするのが有効ですが、これにはお金がかかるため、費用対効果的には、住まいの熱損失の大半を占める窓のリフォームがおすすめです。

リフォームにお金をかけられない場合は「遮熱」が手っ取り早いです。具体的には窓から入る熱をシャットアウトすること。最も簡単なのが「すだれ」で、直射日光を室内に入れずに風だけ通すことができます。

窓を閉めてエアコンを使うのは夏場をしのぐ定石ですが、冷涼な空気を部屋全体に行き渡らせるにはサーキュレーターや扇風機を組み合わせていく事が大切。冷たい空気は下に降りていくので、上に向かって風を流し対流させることで冷房効率も良くなります。また、時々は窓を開けて、空気を入れ替えていくのもオススメです。

なんでも情報局

びわの葉エキスをつくってみよう

びわは実を食べてよし、葉は万病を治す植物として古来大切にされてきました。びわの葉を使った温灸や焼酎漬けがよく知られています。よく乾燥させた葉をきれいに洗い、1cmほどに刻み、熱湯消毒した瓶に葉を入れてホワイトリカーを注ぎ、1ヵ月以上おくとびわの葉エキスの完成です。

びわの葉エキスは、虫刺され・湿疹・じんましん・ニキビ・火傷など皮膚のトラブルによいとされ、他にも、捻挫・打撲・腰痛;肩こり対策に塗布する人もいるようです。
※こうした古くからの自然療法の効果・効能については人によって差がありますので、書籍やインターネットでお調べの上ご自身の判断でお使いください。