2017年05月

vol.79 (2017/5月)

トップニュース

2017年の「土曜日の日曜大工講座」大好評です!

東京多摩エリアで約150年の歴史を持つ大丸建設は、明治初期の天才宮大工を初代とし、現在で5代を数える老舗工務店です。当社が誇る匠の技をお客様にお伝えしたいと、10年来「大丸木工フェスタ」を開催してきました。5年ほど中断していたお客様との集いを昨年「土曜日の日曜大工講座」としてリニューアル。当社の本社社屋でアットホームな形で展開してきました。

2017年はより多くの方に大丸建設のことを知っていただきたいと、横浜市青葉区のNPO法人「森ノオト」さんとコラボして、横浜市内で「土曜日の日曜大工講座」を毎月開催しています。昨今のDIYブームの後押しもあり、4月に募集を開始するやいなや、6月の講座まで埋まってしまい、キャンセル待ちも出るほどの人気です。4月には踏み台、5月には折りたたみ式ブックエンドも作りました。6月はダストボックス、7月はお盆(トレイ)の予定で、いずれも若い大工が試作・提案してくれて、デザイン性や使い勝手も優れています。

最近は「自分の暮らしを自分で作る」という意思ある人が多いのか、木工講座のニーズがあることがわかりました。また「大工さんが丁寧に教えてくれることが嬉しい」「子供が一生懸命に大工仕事をしている姿を見て頼もしく思った」など嬉しい声が寄せられています。

4月には夏休みスペシャル講座として、稲城市のコミュニティーカフェ「いな暮らし」さんで開催予定です。8月5日(土)をお楽しみに!本講座を通じて大丸建設の地域貢献にもつながっています。皆さんこれからの大丸建設にご期待ください!

なんでも情報局

ナチュラルな蚊対策をしてみよう!


爽やかな季節はあっという間。外出すると蚊と紫外線に悩まされるシーズンに突入しました。虫除けは必須だけど、強い殺虫成分は小さな赤ちゃんやお肌の敏感な方にはちょっと心配ですね。なるべくナチュラルな素材で虫除けをしたいものです。 

アロマオイルの中には昆虫が忌避する成分を含んでいるものがあります。シトロネラールやシトロネロール、そしてシトラール。ユーカリやレモン、レモングラス、ゼラニウムなどに含まれます。このアロマオイルを焚く芳香浴や、無水エタノールとブレンドしたスプレーは、ナチュラルな防虫対策として人気です。市販のものを購入する時は、テスターを腕の内側などの皮膚の柔らかいところに付けてパッチテストをすると安心です。 

 

 

 

2017年03月

vol.78 (2017/3月)

トップニュース

国産材を使うことで、木造住宅産業を支える。

大丸建設が国産材と自然素材の住まいづくりを会社の基本仕様としたのは、2003年に「チルチンびと地域主義工務店の会」の設立に参画したことがきっかけです。元々明治初期に宮大工として創業した家系で、日本の木材を使うことに長けていた当社でしたが、戦後の経済成長期に住宅にも大量生産の波が押し寄せた時代に、住宅建材や安価な外国産材が主流となり、私たちも一般的な住まいづくりの波に乗ってしまった時期もあります。

しかし現社長の安田昭が、今後100年、200年続く住まいの在り方を考えたときに、末永く残るには日本の材を使い、大工技術を未来に伝えつつ、新しく技術研鑽を重ねていくことではないかと原点回帰し、自然素材と国産材の住まいづくりに再び切り替えたのです。 

この20年間の国産材の自給率を見てみると、平成26年度には31.2%となり、昭和63年度より26年ぶりに30%台に回復しました。20年ほど前には20%を割っていたことを考えると、国産材への需要が高まり、間伐材の有効活用や木質バイオマス発電、熱利用、国産材建材の開発などが進み、私たちのような川下側も活況となり、国産材普及の一翼を担っているのかなと思います。 

杉材の耐久試験やヤング係数表示の精度も向上し、確実に国産材使用や安全性能表示の科学的根拠も整っています。当社では今後も国産材の使用と技術を伝えていくとともに、お客様へ森・産地を感じる機会を提供したいと考えております。

なんでも情報局

ハーブのある暮らし 〜ブーケガルニをつくってみよう〜


ガーデニングやキッチン菜園に人気のハーブ。早いものでは数週間で育ち、気軽に育てられるのが魅力です。いくつかを組み合わせてオーブン料理や煮込み料理の香り付けに使える「ブーケガルニ」をつくってみませんか?

使うハーブは月桂樹(ローリエ)、オレガノ、ローズマリー、タイムなど。枝ごと小さなブーケのようにまとめ、タコ糸で縛り乾かします。後は煮込み料理やオーブン料理に入れるだけ。フランス料理に欠かせません。

保存が効くので家庭料理にはもちろん、例えばご近所に何かを借りた時にお返しにそっと添えるだけで、ちょっと洒落た雰囲気になりますね。キッチンの一角にブーケガルニコーナーを作ってみてはいかがでしょうか。

2017年01月

vol.77 (2017/1月)

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謹賀新年 2017年は「広報」に力を入れます。

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

大丸建設は明治初期に創業、5代、150年近い歴史を有します。現社長の安田昭、専務の安田佳正、常務の安田博昭親子と、頼もしいスタッフと共に、私たちが東京多摩地区で長年ご愛顧くださっているお客様の「家守り」たるべく誠実で丁寧な仕事を続けて参ります。

私たちは3世代100年住み続けることのできる木造在来工法の住宅を、日本の山から生まれた良質な木材で作っています。家業を存続させる事はお客様の「家守り」としての責任であると考えます。そのために従来通りOBのお客様の住まいの営繕・リフォームのみならず、新築の住宅をコンスタントに出かけ、匠の技を次世代につないでいきたいと思っています。

新しいお客様に私たち大丸建設のことを知っていただくために、今年は広報に力を入れて行きます。大丸建設の持つ技術、耐震の知識、木工や住まいのお手入れのノウハウなどを地域にきちんと還元し発信していきます。一方でOBのお客様とのコミュニケーションツールとして、10年以上発行を続けてきた大丸ニュースもこれまで以上に大切にお届けして参ります。本年も大丸建設をご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。


平成29年元旦

なんでも情報局

正月二日に良い「初夢」を見るために。

ながきよの とおのねかりの みなめさめ
なみのりふねの おとのよきかな

日本で古来愛されてきた宝船を表す回文(かいぶん)歌です。回文とは最初から読んでも逆から読んでも同じ音になる文章のことで、この歌は室町時代に詠まれたと伝わっています。

お正月には折り紙で船を折り、この回文を書いて、二日の夜に枕の下に置いて、この歌を3回詠んで眠ると良い夢が見られるといいます。逆に悪夢を見てしまった場合は、この船を川に流す(水に流す)ことで、邪気を払い縁起を直すとされます。

2016年11月

vol.76 (2016/11月)

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断熱と健康の関係 / ヒートショックを防ごう


冬になると暖房された部屋と廊下や脱衣所の寒暖の差が激しく、入浴中の死亡者数は年間約17,000人とも言われています。高齢者に多く死亡原因の約25%とも。年間の交通事故死亡者数の実に4倍もの数字です。

ヒートショックは急激な温度変化により、血圧が急に変動することで起こります。暖房している部屋で過ごし、その後入浴のために寒い脱衣所で服を脱ぎ、急激に血管が収縮し、熱い湯船につかって血管が緩み・・これを繰り返すことで心筋梗塞や脳梗塞につながりかねない悪影響が出てきます。最近も有名な俳優さんがお風呂場で亡くなっているのが見つかりましたね。 

ヒートショックのリスクを減らすには、家全体の断熱性能を高くして温度差の少ない家にすることが大切です。しかし、新築でなければそれも難しいのが現実。既存住宅では脱衣場に補助暖房をつける、脱衣所の窓の断熱性能を高くするなどの対策が有効です。

お風呂の入り方でも対策はできます。血圧が高い方や高齢の方ほどヒートショックのリスクは高まりますので、冬場はなるべく外気温が高い日没前に入浴を済ませるようにします。また食後1時間以内や飲酒時は血圧が低下しがちなので、入浴を控えるようにします。冬が本格的に到来する前に、我が家のヒートショック対策について考えてみませんか。 

なんでも情報局

フードロスって知っていますか?

フードロス = 手付かず食品、賞味期限切れの冷凍食品や食べ切れない野菜・・・。皆さんの家ではどれくらい捨てていますか? 

日本の食料自給率は40%。食べ物の6割を輸入に頼っていて飽食の時代と言われているのに、年間600万トン以上、実に3分の1の食品が廃棄されています。これは途上国への支援の量のおよそ2倍。食品廃棄物は水分が多く含まれているため、ゴミとして燃やすときには大量のエネルギーを使い、地球温暖化の観点からもマイナス影響が大きいです。

こうした事実に向き合い、暮らしの中でできる事は食事の買い物の際は「食べ切れる量」を買うこと。1週間の献立を考え、安売りをしているからといって無駄に買わない。また冷蔵庫にものを詰め込みすぎずに見通しの良い状態にしておくことも大切です。

 

 

2016年09月

vol.75 (2016/9月)

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2020年、省エネ住宅の基準が強化されます

国は2020年までにすべての新築住宅を対象に、省エネに対する新基準の適合を義務づけることを決めました。実はあまり知られていないことですが、今の日本には住宅の省エネに関する最低基準はありません。これまでは床面積に対して建物の外皮(壁・窓・屋根など)の断熱性能で建物の省エネ性能を評価していましたが、今後は建物内の冷暖房や省エネなどで使う電気やガスなどの熱量で換算した「一次エネルギー消費量」も評価の基準に入ります。

太陽光発電や家庭用燃料電池などの創エネ基準適合の新築住宅を義務化し、2030年から2050年までには新築住宅の平均でゼロエネルギー住宅を実現し、さらに2050年にはすべての住宅が基準適合の新築住宅を義務化し、2030年から2050年までには新築住宅の平均でゼロエネルギー住宅を実現し、さらに2050年にはすべての住宅がゼロエネルギー住宅になるというロードマップを政府は描いています。

これまで省エネ住宅は大手ハウスメーカーで先行しており、中小の工務店は省エネの経験・知見ともに乏しいとされてきました。しかし2020年基準での新築の義務化により、今後は省エネの観点なしでは工務店は生き残れません。幸い当社は早くから省エネに関する学びを深め、うちエコ診断士の資格も取得しています。自然素材の省エネもまた優れものです。新築・リフォーム双方で当社は省エネを進めています。ぜひご相談ください。

なんでも情報局

冷蔵庫の中身「断捨離」しませんか?

ここ数年空前の「お片付け」ブームです。部屋をすっきりさせてシンプルライフを送る方にぜひ見直してほしいのが冷蔵庫の中身です。

冷蔵庫は食品を保存する家電で、家庭では24時間365日通電していなければなりません。冷蔵庫の使い方次第で省エネ性はグッと変わってきます。まず冷蔵庫に中身を詰めすぎないこと。使いきれる分だけ入れて見通しを良くしておきましょう。

冷蔵庫は冷気を回すことで食品を冷やします。中身を詰めすぎると冷気がうまく回らないばかりか、目的の食品にたどり着くまでに長く冷蔵庫を開けていることになります。冷蔵庫は5秒開ければ中の冷気がすべて空に出てしまうとも言われており電気の無駄に!食べきれずに期限切れの食品が出たり衛生面でもマイナスです。 

2016年07月

vol.74 (2016/7月)

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大丸建設の未来を担うスタッフを募集します!

大丸建設は東京・多摩エリアで創業140年余り、現社長で5代となる老舗工務店です。6代目となる専務の安田佳正と常務の安田博昭への世代交代を目前に控え、スタッフ体制を新しくしたいと考えています。

日本の美しい木造住宅の文化と匠の技を未来世代まで伝えたい。その思いを共有し、共に学びながら温故知新の住まいづくりに取り組む方を求めています。

募集業種は営業と現場監督です。営業には大丸建設の営業・設計を担当する田上純子に就いて、明るくきめ細やかな接客とお客様の要望を形にする提案力を学びながら新しいことを挑戦する心を持った、できれば女性を希望します。 

現場監督は大工さんや職人さんをまとめ上げ、滞りなく建築現場を回す調整力、現場で起こる様々な想定内の出来事にも対応できる能力が求められます。安定感のある現場監督、雨宮と一緒に大丸建設の要を担うスタッフを求めています。

一級建築士であり耐震分野のスペシャリストである当社専務安田佳正が、スタッフの「やる気」と「学びたい気持ち」をサポートし、自分の持つ知識や技術の全てを提供する覚悟でお迎えします。是非木の好きな人、ものづくりが好きな人、建築が好きな人にご応募いただければ幸いです。お気軽にお問い合わせください。

なんでも情報局

トマトがたくさん手に入ったときのおすすめトマトレシピ


今年の夏は暑いですね。旬の夏野菜を食べて夏バテを予防してくださいね。トマトは夏場に不足しがちなカリウムやビタミン類を補ってくれ何より水分たっぷりでジューシー!!元気が湧いてきます。

[トマトシャーベット(2人前)]
トマト1個を冷凍庫で凍らせます。冷凍庫から取り出して5分ほどになると包丁を刺せるようになるので、スライスしてミキサーかフードプロセッサーにかけ、さらにメイプルシロップか蜂蜜大さじ2を加えて混ぜるだけ!あっと驚く新感覚シャーベットです。

[トマトのスムージー(4人前)]
トマトのシャーベットを作る要領で、トマト1個とメイプルシロップまたは蜂蜜大さじ2、ヨーグルト1カップをミキサーにかけるだけです。色もほんのりピンク色で、食欲の出ないときの朝食にぴったりです!