2015年05月

vol.67 (2015/5月)

トップニュース

家庭のエコ診断でできること

大丸建設では昨年、専務の安田佳正と常務の安田博昭が、環境省の認定資格「うちエコ診断士」の資格を取得しました。これは家庭のCO2排出量などを電気料金表やガス料金表などから判断し、エネルギー消費家電の買い替えやエコドライブのアドバイスをすることで、家庭での光熱費削減とCO2削減を両立させ、地球温暖化防止に役立てていこうというものです。

私たちは今後、住まいと暮らしの省エネを積極的に進めていこうと考えています。
住宅の断熱性能を高めていく事はもちろん、給湯器等の設備機器、家電製品やライフスタイルにおいても省エネを呼びかけて積極的に進めていこうと考えています。

住宅の断熱性能を高めていく事はもちろん、給湯器等の設備機器、家電製品やライフスタイルにおいても省エネを呼びかけて参ります。

家庭のエコ診断では、お客様の持つ家電製品や車の使い方についてアドバイスします。特に消費エネルギー量の多い給湯器・冷蔵庫・エアコン・照明・車について、買い換えるのか、使い方を変えるかで、光熱費とガソリン代そしてCO2の排出削減ができるようになります。

家電の買い替えでは、廉価な普及型とエネルギー効率が高い省エネ型を購入する場合で、10年間でどの程度の光熱費の差が出るのか、何年でモトを取れるのかを詳しくお知らせできます。

また、診断する家庭のエコ度が、同じ地域の同じような家族構成、家のタイプ(マンションか戸建てか)の100人中何位が分かり、省エネ対策を進めていくと何位まで順位が上がるのかも分かります。ちょっとしたゲーム感覚で楽しめますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

なんでも情報局

街路樹を楽しむポイント

新緑がまぶしい季節になりました。暑すぎず寒すぎず、花粉も減ってお散歩が楽しいシーズンですね。街路樹の特徴を知っていると、毎日のお散歩がとても楽しくなりますよ。
ポイント① 樹種を確認してみよう!
身近な街路樹の種類を知らない人も意外と多いものです。ケヤキ、イチョウ、サクラなどが人気ですが、ハナミズキ、百日紅など季節によっていろんな表情を楽しめるので、お気に入りのスポットを探してみましょう。

ポイント② 木に生えるコケもチェック!
歩道のコンクリートの隙間にも木の幹にも生えている苔。見た目には同じようでも種類があり虫眼鏡で観察してみると楽しいですよ。

ポイント③ ど根性○○を探してみよう!
コンクリートの縁石を押し上げて咲く花、時にキャベツやたけのこなど…こぼれ種でしょうか?ぜひチェックしてくださいね。
   

2015年03月

vol.66 (2015/3月)

トップニュース

住まいのハウスダスト対策

花粉症の人には憂鬱な季節がやってきました。
住まいの代表的なハウスダストは、ダニ、カビ、埃、花粉です。まず、カビは湿度が高く、密閉した空間で発生しやすくなります。代表的なのは北側のトイレやキッチンなどの水回り。そして、押し入れです。 

水回りは水滴を残さないように拭いて、乾燥状態を保つこと。また押し入れ等の密閉空間では、汗が残ったままの衣類を入れず、適度に風を通すことを心がけましょう。

ダニ対策は掃除機をかけることが1番です。布団を日干しする事はダニ退治に直結するわけではありませんが、日に当てて乾燥させることでカビ対策につながるので、こまめに干すようにしましょう。

ダニは小麦粉を餌にします。絨毯の上でクッキーなどを食べこぼすとダニの格好の餌になります。フローリングの床は埃が目立つので掃除する気になりやすいのですが、畳や絨毯は目立たないけれど床と同じように埃が溜まります。むしろ床より堆積しやすいので掃除機をかけるのが最も効果的です。そして、花粉は家に持ち込まないこと。帰宅時に衣服についた花粉をはたいて落とすようにします。

こうしてハウスダスト対策を書き出してみると、掃除機がけ、換気・通風が有効だとわかります。ただ、花粉が飛ぶ時期は換気も難しいなど、現代社会はいろんな矛盾を抱えています。室内空間が物でごちゃごちゃしすぎていると、埃もダニも入り込みやすく、汚れが複雑になってしまいます。シンプルな暮らしがいちばん!それが最大のハウスダスト対策と考えます。

なんでも情報局

「塩浴」のススメ

今、美容と健康に関心の高い女性たちの間で密かに流行っているのが「塩浴」です。塩は体を温める効果が高いとされ、体内に溜まった老廃物を外に出す作用があると言われています。

よくサウナに塩が置いてあるのを目にしませんか? 中温のサウナで塩を肌に塗布してマッサージすると、汗がよく出て指の先までポカポカ温まります。家庭では湯船に大さじ3杯ほどの塩を溶かしてゆっくり浸かると全身が温まります。

最近では、石鹸を使わず塩水での洗顔・洗髪をする女性もいます。肌に合う、合わないがありますので、雑誌の特集や専門の書籍で詳しいやり方を見て参考にしてください。 

 

2015年01月

vol.65 (2015/1月)

トップニュース

あけましておめでとうございます。
2015年は「リフォーム」を提案していきます。

新春のお慶びを申し上げます。昨年は住宅業界にとっては消費税増税など厳しいニュースも多かったのですが、新築需要が頭打ちになっている事を受け、良質なストック住宅を手に入れ、長く住み継ぐライフスタイルが少しずつ浸透しつつあり、明るい兆しが見え始めています。

大丸建設も新築重視から、大規模なリフォームを手掛けることが増えてきました。東日本大震災以降、住宅の耐震診断や耐震リフォームのお声も多くかかり、住まいの「安心・安全」へのニーズの高まりを感じています。

昨年はまた、地球温暖化など深刻化する環境問題に対応していくため、省エネ対策にも力を入れるようになりました。一般社団法人Forward to 1985 energy life(代表・野池政宏氏)による「1985リノベ学校」に通い、2030年頃までに家庭の消費エネルギーを1985年並み(今の半分)にすることを目標に、暮らし向上型のリノベーションを行うノウハウを学んでいます。

専務の安田佳正、常務の安田博昭は環境省の認定資格「うちエコ診断士」を取得し、お客様の省エネリフォームや設備交換に関するアドバイスをお伝えすることができます。2015年はこうした学びを形にすべく「省エネ」「リフォーム」「リノベーション」を提案して参ります。
本年もご愛顧のほどよろしくお願いします。 

なんでも情報局

縁起もいい!喉にもいい!「蓮根(れんこん)」

冬に旬を迎える蓮根。文字通り蓮の根っこで、輪切りにすると多数の穴が開いていて先を見通せることから、縁起物としておせち料理に必ず入る一品です。

また蓮根は喉の腫れや咳を改善する薬効があることでも知られています。蓮根を擦る+生姜汁を混ぜ+醤油・水を入れ、ひと煮立ちさせる。「蓮根湯」は喉を潤して咳を鎮め、痰を取り除く作用があるとも言われます。普段の料理では使わないひげや節のある部分ほど薬効が高いとされるので、泥を落として切り落とさずに一緒に擦り込んでください。

   

2014年11月

vol.64 (2014/11月)

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大丸流「断熱材の基本」

住まいの温熱環境を考える上で、断熱は重要です。これまでは冬場の寒さをいかに寒くなくしていくか、住まいに日射を取り入れ部屋を暖め、それを逃さないよう魔法瓶のような効果が求められていました。

しかし、近年の温暖化の進行から夏の断熱も重視され、いかに日射を遮へいし、熱をカットして、適切に風を通して熱を逃すのか、といった設計が求められます。

戸建て住宅に使われる断熱材は「石油系」と「自然系」に大別されます。最も多く使われているのはグラスウールで、短いガラス繊維からできていて弾力性があり、安価で施工しやすいというメリットがありますが、シックハウス対策から大丸では使用していません。鉱物由来のロックウールも同様です。ほかに石油由来ののポリエチレンフォーム、ウレタン樹脂からできたウレタンフォームなどもあります。

大丸建設は自然素材の木の家づくりがコンセプトなので、古紙からできたセルロース、羊毛からできているウールの断熱材を使っています。自然系には木の繊維を固めた木質ボードなどもあります。使う断熱材の性質を知り、適切な厚みを入れて隙間なく施工するのが断熱工事の基本です。

住まいの断熱を考える上では、住まいの外周(屋根・壁・床)だけでなく、窓と設計を含めたトータルで考えることがとても大切です。特に窓は住まいの熱損失の約7割を占めるので、住宅のエコ化の最重要項目と言えます。

なんでも情報局

今、人気の朝食「グラノーラ」

近年、テレビなどでも話題で、オシャレな女性の間で大人気の朝食「グラノーラ」。燕麦を押しつぶしたオートミールと、ナッツ、ドライフルーツ、ハチミツ、植物油を混ぜてオーブンで焼いたもので、シリアルの一種として市販されています。牛乳やヨーグルトと混ぜて食べれば栄養満点、食物繊維も豊富で美容にもうれしい。

ちなみに甘味のないものは「ミューズリー」といい、よりヘルシーです。


<材料>

  • オートミール 100g
  • お好きなナッツ(スライスアーモンド、クルミ、ココナッツなど) 50g
  • お好きなドライフルーツ(レーズンなど) 50g
  • メープルシロップ又はハチミツ 大さじ3
  • なたね油 大さじ2

すべての材料をボウルで混ぜ、180℃に予熱したオーブンで約30分焼く。あら熱がとれたらでき上がり。

2014年09月

vol.63 (2014/9月)

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大丸の耐震リフォームについて

大丸の得意とするリフォームの一つに「耐震リフォーム」があります。東日本大震災以降、「今の家にこのまま住み続けて大丈夫なのか」という意識が高まり、耐震リフォームの重要性が増えています。

耐震リフォームで効果的なのは、建物の重量バランスをとること。例えば、瓦屋根は重いため、その分、柱や梁もしっかりと頑丈にしなければなりません。

屋根を金属板などに葺き替え、軽くすることで階下の耐力を少なくすることができ、費用対効果の高いリフォームと言えます。

耐震補強には耐力壁の強化も大切です。筋交いを入れる、金物で補強する、構造用合板を入れるのが常道です。ただし、普段暮らしている部屋の壁に新しくボードを入れると部屋がパッチワークのようになり、違和感が残ります。

そこで、我々がよく手を入れるのが「押入」。押入は外から見えないのと、元々ボードが入っていることが多いので、施工しやすいのです。お客様にとっては押入の片付けも兼ね、一石二鳥です。

その他、基礎コンクリートにクラックが入っていたら基礎補強をしますが、大がかりな工事になるので内装も含めたリフォームをお勧めします。

土台が腐ってしまった場合も同様です。大丸建設では耐震のみではなく、内装や設備更新などと組み合わせた効果的なリフォームを提案いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

なんでも情報局

残暑を乗り切る強い味方「ハッカ油」活用法!!

暦の上では秋とはいえ、まだ残暑厳しい折、蒸し暑さに湿ったシャツ…気持ち悪いですよね。そんなときの強い味方が「ハッカ油」です。

ハッカは「薄荷」とも書き、日本では北海道が名産地でした。今はほぼ海外産のペパーミントを蒸留したものが主です。スーッとした清涼感で火照ったカラダをクールダウンしてくれます。

市販されている様々な涼感材に含まれるハッカ。でも、純ハッカ油の効果たるや、すごいものです。直接皮膚に塗布すると刺激が強いので、必ず水か無水エタノールで薄めてお使いください。

  • オイルをハンカチに垂らして、においをかげばリフレッシュ!
  • 薄めたオイルを首や腕などにシュッとスプレー!
  • お風呂に数滴オイルを垂らすと風呂上りもさっぱり!
  • 薄めたオイルを使ってお掃除。すっきりさわやか!
2014年07月

vol.62 (2014/7月)

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今年の夏を乗り切るために!住まいの「涼」を楽しむ工夫

2014年の夏は猛暑?冷夏?今年はエルニーニョ現象が発生するとみられ(太平洋の赤道付近から南米のペルー沿岸にかけての海面水温が平年より高くなると、日本を含む太平洋西部で低温、多雨になる予報)、冷夏になると予想されています。

とはいえ、夏はやはり暑いもの。ちょっとした工夫だけで、夏でも住まいはぐっと涼しくなります。

夏こそ断熱!が夏を乗り切る新常識と言えますが、窓サッシを断熱性の高いものに取り替えたり、断熱材の吹き替えといったリフォームには多額の費用がかかるのも事実。グリーンカーテンやすだれなどで日射を遮へいするだけで、室内の空気が格段に変わってきます。

熱は暑いところから冷たいところに移動する性質があります。夏場に窓から入ってくる熱の割合は、屋根や外壁からが9%~13%であるの対し、開口部(窓)からはなんと71%!

窓をリフォームしなくても開口部の断熱姓を上げるための方法はいくつかあります。例えばポリエチレンののシートを窓に張るだけで、ぐぐっと断熱性がアップ。UVカット効果もあるので、一挙両得です。

もう一つ、昔からある知恵が「すだれ」。すだれは日射しをカットし、目隠しにもなり、風だけは通す優れもの。見た目にも優しい夏の風物詩です。

最近流行っているのはグリーンカーテン。ゴーヤや朝顔などの蔦性の植物は、成長するときに水も吸い上げ、気化熱で周囲の温度を下げるので、ただ断熱するよりも効果は抜群です。緑陰は涼やかさをより高めます。

グリーンカーテンは5月には準備を始める方がよいので、今からでしたらすだれや断熱シートをお求めになるのがよいでしょう。品切れもあるので、お早めに!

なんでも情報局

夏に酢の物が好まれる理由とは?

夏になると、キュウリとワカメの酢の物や、タコ酢にお麩や生姜を加えたり、何故か酸っぱいものを食べたくなりますよね。

お酒をさらに酢酸発酵させたものを「酢」といいます。一般的な米酢はお米のお酒から。ワインビネガーはワインから、りんごのシードルはりんご酢に…と、酢は意外と種類が豊富。本物の醸造酢には有機酸やアミノ酸がたっぷり含まれています。

有機酸は代謝を良くし、消化吸収力が上がり、疲労回復、免疫力アップにも効果抜群!お酢を使った食べ物が夏に好まれるのも道理ですね。有機酸はアルコール合成酢には少なく、お米や果物を発酵させた醸造酢に多く含まれます。

夏の酢の物に限らず、普段から本物のお酢を使うようにすると、ツンとした香りが軽減し、料理の味もまろやかになり、料理上手になる気がしますよ!