2013年05月

vol.55 (2013/5月)

トップニュース

大丸建設の情報を発信しているメディア

大丸建設が自分たちで伝えたいことを発信している媒体を「メディア」ととらえると、私たちは幾つかのメディアを持っていることになります。今月号では、それをお伝えしたいと思います。

<大丸ニュース>
季節やホットトピック、私たちの思いを伝える「TOPニュース」や、建築用語をイラスト付きで解説した「建築まめちしき」、暮らしにまつわるうんちくやレシピの「なんでも情報局」、そして皆さんに大好評の「スタッフコメント」。

<大丸建設ホームページ>
大丸の家づくりの理念、こだわりの構法や素材、家づくりの流れやQ&A、作品ギャラリー、リフォームについて。スタッフブログは、専務の安田佳正による「一級建築士のつぶやき」、常務の安田博昭による「ひとりごと~快適な住まいをつくる」、当社設計スタッフ田上純子による「設計・施工ブログ」の3つがあり、それぞれの持ち味で発信しています。

大丸建設Facebookページ
弊社ホームページやスタッフブログなどの最新情報をアクティブに発信、お客様との双方向コミュニケーションツールです。

匠の会
朝日新聞広告局の協力のもと厳しい審査によって選ばれた首都圏の優良工務店が組織する工務店ネットワーク。地域密着型で、匠の技に優れた棟梁・職人を擁する住まい造りのプロ集団。朝日新聞の大きな広告での発信はインパクトも大きいです。

チルチンびと
日本の木造住宅と自然に寄り添うライフスタイルを提案する雑誌『チルチンびと』。大丸建設は工務店の会の立ち上げメンバーとして、雑誌の中で様々な発信をしてきました。

iku:me(いくみ)
大丸建設や仲間の工務店たちと一緒に出資してつくったウェブマガジン。画面一杯の美しい写真を楽しめます。

このように、幾つかの発信のチャンネルがあることで、私たちの想いや住まいづくりの理念を、より多面的にご理解いただけるのではないかと思っています。

なんでも情報局

薬効高い野草・スギナ

早春、つくしが顔を出した野原は、新緑のころになると地面にびっしりスギナが群生します。繁殖力が強い未痔織り色のスギナ。ケイ酸を多く含み、利尿作用や循環器系統の強化作用、血圧低下作用、止血作用などがあるとされ、昔から自然療法に用いられてきました。

スギナの煎じ汁は利尿作用があるとされ、スギナのお茶なども市販されています。また、お風呂にスギナを入れて半身浴もよいと言われています。

※あくまでも民間療法での言い伝えですので、効果効能については個人によって異なることをご了承のうえ、個人の責任の範囲でお試しください。また病気や疾病に関してはきちんとした医療機関にご相談ください。

2013年03月

vol.54 (2013/3月)

トップニュース

いまだから見直したい、木造住宅の耐震構造

東日本大震災からまもなく2年が経とうとしています。東京であの大きな揺れを体験した私たちは、近い将来首都圏直下型地震が起こるという危機感を持ち合わせながらも、大丸建設がこれまで行ってきた、木造在来軸組構法を大切に、より着実に建築していきたいと思っています。

大震災発生の時、大丸建設専務の安田佳正は、大工や職人たちと現場にいました。いままで経験したことのないような揺れに驚いたものの、その時に感じたのは「大丈夫だ。大丸建設の家は強い」という実感でした。確かに、揺れてはいたのです。しかし、強度も太さも十分で、耐震設計に基づいてしっかりと組み上げた大丸建設の木造住宅は、しなやかに地震の揺れを逃し、震災後もOBのお客様からトラブル等の連絡はありませんでした。

とはいえ、経年劣化が心配である、1981年の新耐震基準以前の住宅にお住まいの方で不安をお感じの方は、ぜひ耐震診断をご相談ください。大丸建設は東京都木造住宅耐震診断事務所に登録してあり、実際に地震が起こった際の建築物の被災度区分判定実施事務所でもあります。専務は、稲城市災害防止協会・稲城市消防本部の防災講演会で講師を務めさせていただくなど、耐震診断のスペシャリストでもあります。

耐震診断は天井裏にのぼり床下にもぐるなど、細やかな調査が必要となり意外と大掛かりなのですが、最終的には住まいの状態がしっかりと把握できるので、お客様の安心感にもつながるようです。耐震診断の後は、そのままでよいのか、耐震補強の必要があるのか、また大掛かりなリフォームまでを行うのか、データからしっかりと分析し、ご提案をさせていただきます。

3月10日(日)には、稲城市の地域振興プラザで「我が家の耐震性能、大丈夫?」をテーマに勉強会を開催します。無料ですので、ぜひ気軽にお運びください。

なんでも情報局

残り野菜は生ごみ?いえいえ、ストックすればベジタブルブイヨンに……


毎日毎日野菜を切って、毎日毎日出てくる野菜の皮やへた、節など。これらはたいてい、生ごみとして捨てられます。でも、実は活用法一つで、まほうのストックレシピになるんです。

玉ねぎの根っこが生えているちょっと固い部分。人参のヘタや皮、大根のしっぽの先っぽ、カブの葉っぱの生え際、ネギの青い部分、キャベツの芯、レタスの外側の青い葉っぱ、椎茸の石突き……。これらはすべて、切ったら捨てずにジッパーつきの袋などに入れ、冷凍庫にストックしておきましょう。

ある程度たまったら、これらの野菜に水とローリエと塩を入れ、水が半量になるくらいまでコトコト煮込みます。あとは野菜を裏ごししてスープを取り出せば、美味しいベジタブルブイヨンの出来上がりです。あとはお好みで、お肉と野菜を入れてシチューにしたり、冷凍庫に入れてキューブ状に小分けにしてもいいし、ちょっとあるとベンチなスープストック。

野菜の皮についた泥などはていねいに落とすのが、美味しさの秘訣です。

2013年01月

vol.53 (2013/1月)

トップニュース

謹賀新年、今年は明るい年に。

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年のお正月は、日本全体が喪に服すかのような、厳しいお正月だった気がします。東日本大震災被災地のことを思うと、いまなお心が痛み、一日も早い現地の復興を願わずにはいられません。私たち大丸建設でも、専務の安田佳正が震災直後より宮城県・岩手県にボランティアに通い、建築の専門家の知見を生かした活動をしてきました。また昨秋には常務の安田博昭が石巻市に足を運び、フェーズが変わった段階での復興支援のあり方について見聞きし、考えてきました。大丸建設では今後も、物心両面で東北の復興のためにできることをしていきたいと考えております。

住宅建築の分野では、先の見えない不況は住宅業界を直撃していますが、大丸建設では幸い、親から子へ、子から孫へ、地域の中での口コミやご紹介で、お客様に支えられて確実に新築住宅の着工や、既存住宅のリフォーム、耐震診断や耐震リフォーム、細やかな営繕まで、建築の仕事を受注しております。地域密着型の工務店として、また「ハウスドクター」としての信頼を寄せてくださるお客様に心より感謝しております。

まずはお客様の住まいから、そして地域に、最終的には日本全体に明るい光とさわやかな風が注ぐような、そんな1年にしていけるよう、大丸建設では今年も日々精一杯、仕事に務めて参ります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

なんでも情報局

昨年のお守り、どうしてる?

皆さん、初詣には行かれたでしょうか?

毎年お守りやお札を買うものの、去年のお守りは皆さん、どうなさっていますか?神様仏様のご利益があるお守りやお札は、そうカンタンには処分しにくいもの。

実はお札のご利益は1年間と言われており、初詣で求めたものは翌年の初詣の際に神社にお返しするのが一般的です。昔は神社もお寺も地域密着で、求めるところとお返しするところが一致していることがほとんど。現在はあちこちの神社仏閣に初詣に行くことがあるので、その際はご事情を説明し、別の社で求めたものでもきちんとした形でお返しすれば問題はないと言われています。

また、関東では1月15日前後に「どんど焼き」「左義長」と呼ばれて地域で火を焚く習慣があり、そこでお札やお守りを焼いて天に返すこともできます。

2012年11月

vol.52 (2012/11月)

トップニュース

大丸建設が根ざす多摩地域の歴史

大丸建設が立地しているのは東京都稲城市大丸。西は高尾山、南は横浜市域にまたがる多摩丘陵の中央に位置し、大まかには東京都の西半分のうち稲城市、調布市、多摩市、府中市、狛江市、町田市、川崎市などをメインエリアとして事業を営んでいます。多摩川と多摩丘陵が育む豊かな自然環境に囲まれ、東京都内でも屈指の緑化エリアでもあります。

歴史的には武蔵国に属する多摩郡(おおよそ東京都の西半分)に位置し、府中市にある総社大國魂神社に国府が置かれていました。江戸時代には多摩郡の多くが幕府の直轄領(天領)となり、農民の間で剣術などの武術が盛んになりました。多摩のヒーローと言えば何と言っても新撰組の近藤勇、土方歳三です。現在の東京都調布市にあたる上石原村出身の近藤、日野市石田生まれの土方にまつわる史跡も多く、大丸建設の安田兄弟も幼い頃から歴史に親しんできました。

総社大國魂神社は1900年の歴史があります。源義家がケヤキの苗1000本を寄進し、これが現在國の天然記念物に指定されている馬場大門のケヤキ並木の起源になっています。また、源頼朝が妻・北条政子の安産を祈願したとも伝わり、古くからの隆盛が伺い知れます。

明治初期創業の大丸建設は約140年の歴史があります。多摩の歴史とともに未来に次世代に、日本のよき家づくりをつないでいきたいと思います。

なんでも情報局

冷え防止にこんにゃく湿布

朝晩だいぶ冷え込むようになり、冷えや風邪が心配な季節になってきましたね。冷たい空気にあたったり、カラダが冷えたら、台所にある身近な食材を使ったセルフケアはいかがでしょうか。こんにゃく湿布は内臓から温め全身の冷えをとる自然療法です。

こんにゃくをお湯で10分間茹で、フェイスタオル何枚かでくるんで、内臓の気になる部分にあてます。こんにゃくは1時間以上温かさが続くので、温湿布としてもすぐれています。排毒の作用もあると言われています。

使ったこんにゃくは冷蔵庫で保存すれば繰り返し使えます。なお、使用後は食用にはしないよう気をつけてください。

2012年09月

vol.51 (2012/9月)

トップニュース

大丸の家にはどんな建材を使っているの?

大丸建設の住まいと言えば、「自然素材」「無垢材」の安心・安全な木の家です。有害化学物質を含んだ「新建材」ではなく、自然の素材を加工した安全な建材をチェックして利用、お客様のニーズに合わせた住まいづくりをしています。窓枠や設備など、一部建材を使用する箇所もありますが、すべて製品の安全データを取得しています。

基礎には鉄筋コンクリート、基礎と土台を緊結するアンカーボルト、屋根の防水シートであるルーフィング材、屋根には瓦かガルバリウム鋼板を使います。壁の筋交いにはボルトを入れ、その後、窓枠にはアルミのペアガラスを標準しています。防水の透湿シートと、防水テープを窓枠の外側につけて、壁には断熱材(ウールが標準で、時にセルロースファイバーを使うこともあります)、防水透湿シート、室内側には下地材のプラスターボード、そして内壁材として漆喰や珪藻土などを使います。外壁の下地はラス網(金属網)にモルタルをからませ、火山灰シラスの仕上げ材を使います。あとは建具の和紙や、玄関のたたきに使う石や玉砂利です。

そのほかは、ほとんど、杉か檜の無垢材で造作し、浴室周りにヒバを使うくらいです(浴室や電気など設備は異なりますが)。いかに大丸建設の住まいがシンプルにできているかおわかりいただけたでしょうか。

安全・安心・そして顔が見える家作りを、大丸建設ではこれからも大切にしていきます。

なんでも情報局

防災グッズの意外な収納法

毎年9月は防災を意識する月間です。我が家の防災グッズ、見直しや、補充はできていますか? いかに防災の備品が長持ちするとは言え、年に一度は見直しをして、試食や使い方を試すなどして、いざという時に慌てないようにしてみましょう。

防災グッズは、リュックや防災袋などに入れるご家庭がほとんどだと思います。でも、小さなお子さんや足腰が不自由なご高齢者を抱えた家で、いざという時に人をおぶったり抱いたりして、重い防災グッズを持って移動するのはとても大変。そんな時の強い味方が、釣具店に打っているジャケットです。細々とした釣りの道具を入れるポケットや大きめのジッパーがついていて、かなりのボリュームのモノが入れられます。そして逃げる時にはジャケットを羽織れば重さが分散して、小さな子どもを抱えても動くことができます。 

災害時のシミュレーションのなかで、いざという時でも動けるよう、実際に荷物を持ったりしながら、実感してみることが重要です。

2012年07月

vol.50 (2012/7月)

トップニュース

50号記念!大丸ニュースを振り返る

大丸ニュースがスタートしたのは2004年5月のこと。チルチンびと「地域主義工務店」の会に入会し、工務店も発信しなければ、と感じたことが大きなきっかけでした。企画・広報担当の大丸建設常務・安田博昭が発行責任者として、偶数月に必ずお客様に発送しています。

本来、メカ好きでパソコンを使いこなす常務があえて手書き文字にこだわっているのは、大丸建設らしい人間くささ、温もりをそのまま伝えたいから。心をこめて手紙をしたため、人から人に手渡していく。住まいもそのようにつくっていく。そんな思いを込めています。大丸ニュースのイラストを担当しているのは常務の妻で、大丸ニュースの誕生は常務の長女の誕生と時を同じくしています。家族的で、代々の伝統を大切している、大丸建設らしさとも言えます。

大丸ニュースの今昔を振り返ると、スタート当初はチルチンびとで「有害化学物質ゼロ」を強く推していたことがうかがえる内容になっています。また、大丸建設は明治初期創業という歴史ある工務店なので、「匠の技」を伝える内容も多いです。それから毎年1月にお送りする号では新年のご挨拶も兼ね、必ず、「世代を超えて受け継ぐ大切なこと」と、スタッフ全員の「今年の抱負」を、初心に返りお伝えしています。

毎回変わるスタッフコメントも見どころ。最初は一言書くのも苦労していましたが、最近では書くスペースが足りないとばかりに饒舌に語ります。お客様との共通の趣味なども見つかり、コミュニケーションにも一役買っているようです。

今後も、100号、200号と、お届けしていくことになる大丸ニュース。末永くよろしくお願いします。

なんでも情報局

夏はローフード!酵素を食生活に取り込もう。

最近、ローフードという言葉を耳にしたことはありませんか?ロー(RAW)とは「生」という意味で、野菜やフルーツを加熱せずに摂取する食べ方のことです。ローフードのキーワードは「酵素」。食べ物の消化や細胞分裂に必要不可欠な存在で、加熱すると失われます。

最も手っ取り早く酵素を摂取するには、生のフルーツをジューサーで搾って飲む方法。朝一番に飲むと胃腸が活性化してカラダがシャッキリ目覚めるという声もあります。生野菜や生フルーツはカラダをクールダウンする効果もあるので、特に夏に知っておきたい食べ方です。