vol.06 (2005/3月)

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春だから、家にも清々しくリフレッシュ!自然素材の簡単リフォーム術

春は新生活をスタートするのに最適な季節! お子さまの進学で机を揃えたり、就職などで家族構成が変わったり、何かと変化が多い時期でもあります。そんな時は思い切ってリフォーム…とまではいかずとも、ちょっとした工夫で気分を変えることができます。

もっとも大きな面積を占める壁。汚れたビニルクロスをはがして、木・紙・土の壁に変えるだけで、とても心地よく気分もリフレッシュできるはず!

★クロスをはがす

カッターなどで角をはがし、対角線上に上から下へゆっくりとむいていきます。下地に接着剤などが残っている際はカッターなどではがし、なるべくデコボコがなくなるようにします。

★土壁仕上げにする

漆喰や珪藻土、貝灰などを使った土壁を塗ってみましょう。自然素材メーカーから出ている材料は、クリーム状のもの、水で溶くだけで塗れるものなど簡単に使うことができます。職人のように精緻な仕上げにはなりませんが、自分で塗った土壁の表情は味わいがあるものですよ。

★壁紙を張る

自然素材の壁紙には和紙、ケナフ、布(織物や葛布)などがあります。こういった自然素材の壁紙は、昔ながらのデンプン糊やこんにゃく糊で貼り付けることができます。また、汚れたら上から重ね張りできるのも特徴です。

★木の壁に塗装をする

DIYの入門といったらやっぱり塗装! 植物油のみでできたオイル、蜜蝋でできたワックスなど、今や自然塗料が大ブームです。昔ながらの柿渋、ベンガラなども非常に味わいがあります。無色の塗料を塗るだけでも、水や紫外線から木部を保護し、艶出しで美観を向上させることができます。

私たち大丸建設は、自然素材を使うプロフェッショナルです。木をはじめとする自然素材の知識、商品情報、使い方まで何でもお気軽におたずねください。

なんでも情報局

無垢材家具のお手入れ方法

流れるような木目の美しさ、やさしい色合い、さらりと手に馴染む温もり。無垢材でつくられた家具は、心地のよい生活に欠かせないものです。飽きの来ないシンプルなデザインは長い使用にたえることができ、時とともに味わいを増すのも特徴です。

どんなものでもそうですが、日々大切に使うことが何よりのお手入れ方法。無垢材の家具はオイル仕上げ(植物性の自然塗料で塗装後、油分を拭き取る方法)が多く、塗れたコップなどを置くと輪染みができてしまいます。コースターを敷くなどして対処しましょう。こぼれた汁物などはすぐに拭き取ることも必要です。

また、直射日光が当たるところに置くと日焼けをします。日焼けも味わいの一つですが、上に物を置くと焼けにムラができますので注意が必要です。大きな手入れとしては、年に1度ほど、植物油(荏胡麻油やひまわり油など)を布にしみこませ、すりこむようにして磨きます。こうすることで艶が長持ちします。