vol.54 (2013/3月)

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いまだから見直したい、木造住宅の耐震構造

東日本大震災からまもなく2年が経とうとしています。東京であの大きな揺れを体験した私たちは、近い将来首都圏直下型地震が起こるという危機感を持ち合わせながらも、大丸建設がこれまで行ってきた、木造在来軸組構法を大切に、より着実に建築していきたいと思っています。

大震災発生の時、大丸建設専務の安田佳正は、大工や職人たちと現場にいました。いままで経験したことのないような揺れに驚いたものの、その時に感じたのは「大丈夫だ。大丸建設の家は強い」という実感でした。確かに、揺れてはいたのです。しかし、強度も太さも十分で、耐震設計に基づいてしっかりと組み上げた大丸建設の木造住宅は、しなやかに地震の揺れを逃し、震災後もOBのお客様からトラブル等の連絡はありませんでした。

とはいえ、経年劣化が心配である、1981年の新耐震基準以前の住宅にお住まいの方で不安をお感じの方は、ぜひ耐震診断をご相談ください。大丸建設は東京都木造住宅耐震診断事務所に登録してあり、実際に地震が起こった際の建築物の被災度区分判定実施事務所でもあります。専務は、稲城市災害防止協会・稲城市消防本部の防災講演会で講師を務めさせていただくなど、耐震診断のスペシャリストでもあります。

耐震診断は天井裏にのぼり床下にもぐるなど、細やかな調査が必要となり意外と大掛かりなのですが、最終的には住まいの状態がしっかりと把握できるので、お客様の安心感にもつながるようです。耐震診断の後は、そのままでよいのか、耐震補強の必要があるのか、また大掛かりなリフォームまでを行うのか、データからしっかりと分析し、ご提案をさせていただきます。

3月10日(日)には、稲城市の地域振興プラザで「我が家の耐震性能、大丈夫?」をテーマに勉強会を開催します。無料ですので、ぜひ気軽にお運びください。

なんでも情報局

残り野菜は生ごみ?いえいえ、ストックすればベジタブルブイヨンに……


毎日毎日野菜を切って、毎日毎日出てくる野菜の皮やへた、節など。これらはたいてい、生ごみとして捨てられます。でも、実は活用法一つで、まほうのストックレシピになるんです。

玉ねぎの根っこが生えているちょっと固い部分。人参のヘタや皮、大根のしっぽの先っぽ、カブの葉っぱの生え際、ネギの青い部分、キャベツの芯、レタスの外側の青い葉っぱ、椎茸の石突き……。これらはすべて、切ったら捨てずにジッパーつきの袋などに入れ、冷凍庫にストックしておきましょう。

ある程度たまったら、これらの野菜に水とローリエと塩を入れ、水が半量になるくらいまでコトコト煮込みます。あとは野菜を裏ごししてスープを取り出せば、美味しいベジタブルブイヨンの出来上がりです。あとはお好みで、お肉と野菜を入れてシチューにしたり、冷凍庫に入れてキューブ状に小分けにしてもいいし、ちょっとあるとベンチなスープストック。

野菜の皮についた泥などはていねいに落とすのが、美味しさの秘訣です。