vol.80 (2017/7月)

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木材自給率が回復してきました。

大丸建設では、日本が古来より培ってきた木造住宅の建築文化を後世につないでいこうと、国産の木材を産地から直送してもらい、さらに自然素材を多用した住まいを手がけています。 

国産材を使うことで、日本の一次産業である林業を活性化し、森林が持つ水源涵養(かんよう)機能や景観の保全、CO2の固定化による温室効果ガスの削減などに貢献できます。

日本の木材自給率は昭和30年の木材の貿易自由化により激減し、20年前には20%を切るほどに低迷していました。さすがにこれでは日本の林業が衰退し、山林を適切に維持できないと国を挙げて国産材の普及促進が行われました。こうした成果もあり、平成26年の木材自給率は31.2%となり、昭和63年度より26年ぶりに30%台に回復しました。

日本の国土の面積は3,779万平方メートルで、そのうち森林は約2,500万平方メートルと、国土の約66%が森林という世界屈指の森林国です。(1位が北欧のスウェーデン、フィンランド。日本は次いで3位です) 
日本の森林のうち5割が天然林。4割が人工林。その他が1割です。日本の森林面積はこの40年ほとんど変わっていませんが、森林蓄積(木の幹の体積)は年々増え続け、40年で23倍に増えているというデータも。
森林資源の有効活用が国内産業の活性化につながります。 

なんでも情報局

昔ながらの蚊帳、見直してみませんか?


夏も本番になり寝苦しい夜が続いています。熱帯夜だとつい冷房のスイッチを入れてしまう方もいるのでは? 窓を開け夜の風を取り込みたいですが、厄介な蚊まで誘い込むのは嫌ですよね・・・。

ここ数年、昔ながらの蚊帳(かや)が見直されてきています。部屋の中央に麻やナイロンで編まれた蚊帳(かや)を吊し、蚊やムカデの侵入を防ぎます。ほどよく風を通し包まれているような安心感に安眠を誘う効果があるとも言われています。

近年、デング熱やジカ熱など、蚊を媒介とする感染症のニュースを耳にする機会も増え、小さな子のとびひも心配です。薬剤フリーのナチュラルな蚊除け、注目です。