vol.84 (2018/3月)

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防災を考える。

毎年3月になると東日本大震災の衝撃を思い出し、改めて日頃からの防災が大切であると気を引き締めます。 
2011年3月に起きた東日本大震災は、海溝のズレによって起こるプレート型地震で、被災地が広範囲にわたりました。津波の災害があまりに甚大で、死者のほとんどが溺死か津波とともに押し寄せてきた瓦礫による圧死や損傷死でした。

地震の揺れによる建物の倒壊や落下などによる直接死は100人以下と推計され、東京や神奈川を含む関東地方での死者は61名に登ります。実は関東地方も被災地であると言う事実を忘れてはならないと思います。 

一方1995年1月に起こった阪神淡路大震災は、神戸市を中心に局地的な被害をもたらしました。電車でわずか30分ほどの大阪市はほぼ平常通り稼働しているのに、神戸市との落差に驚きました。死者が6,435名のうち9割以上が建物の倒壊や家具の落下などによる圧死でした。

1981年の建築基準法改正後の「新耐震基準」の建物であっても、住宅内の耐力壁の配置バランスが悪ければ建物は崩れる可能性があるとして、2000年に住宅の耐震基準が強化されました。 

東京では今後30年以内に70%の確率で直下型の大地震が起こるとされており、マグニチュード7クラスの地震の場合、死者が最大で2万3000人に上ると想定されます。いつ私たち自身が被災者になるともしれない状況下で、「まずは死なない」「その後数日生き延びる」「数年にわたる復興を生き抜く」というフェーズに分けて備えていかねばなりません。「まずは死なない」ための耐震について、いつでも当社にご相談ください。

なんでも情報局

とってもエコ!な保湿調理

皆さんは保湿調理という調理法をご存知ですか?
ステンレスの内鍋で具材を下ごしらえして、短時間煮たら火からおろして、それを真空保湿の外鍋に入れて保存しておくだけ。

例えば朝のうちにポトフやおでんの具材を入れて軽く火にかけ、沸騰したら外鍋に移しておけば、夕方に戻ったときにトロトロ、ホクホクの状態に仕上がっている・・というものです。
つまり火をほとんど使わず煮崩れや煮詰まりがないのです。とっても便利な保湿調理、おすすめです。