vol.70 (2015/11月)

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冬こそ、加湿のしすぎにご注意を!

今年は久しぶりに秋らしい季節感で爽やかですね。いよいよ冬が近づいてきています。空気が乾燥し、気温が低くなり、風邪が流行り始めます。そうすると、多くのお宅で加湿器を取り出して、加湿を始めるのではないでしょうか。

実は今の住まいは昔の住まいと異なり、気密性能と断熱性能が高まっているので、室内で湿気が発生するとそれを逃さずカビやダニの温床になります。乾燥する冬は本来カビが生えにくいものなのですが、最近は冬型の結露が増え、冬にカビが発生することが多くなってきているのです。特に高気密高断熱住宅は注意が必要です。

カビは、湿度が高く密閉したところで発生します。お風呂、北側のトイレ、窓の結露やサッシのパッキンなどでカビが生えやすく、また冬場は暖房している部屋と冷えた廊下や洗面所等の温度差で結露が生じ、それがカビの原因になってしまいます。

冬は加湿はほどほどに。する場合は適度に換気をして風を通すことが必要です。結露の水滴を見つけたら、こまめに拭き取るようにしましょう。

なんでも情報局

子供と一緒にどんぐり拾いを楽しもう!

 
森や公園を歩くと、落ち葉が舞い足下にはドングリが転がって、お散歩が楽しい季節になってきましたね。どんぐりをよく見てみると場の植生によって形が様々であることに気がつきます。

どんぐりはブチやコナラ、カシなどの木の実で、食べられるどんぐりにはクリやシイがあります。どんぐりの帽子は殻斗(かくと)と呼ばれ、その形で種類を見分けます。殻斗にトゲやイガがある代表選手はクリで、他にクヌギやカシワなどもあります。

殻斗の横縞があるのは、アラカシやシラカシのカシ類、うろこ状のものはコナラやウバメガシなど。そんな特徴を見分ければ、どんぐり探しも楽しくなるかもしれませんね。