vol.94 (2019/11月)

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シロアリ対策2019

日本に生息するシロアリは、大きく分けて4種類。
東日本を中心に全国に分布するヤマトシロアリ。西日本の温暖な地域で生息し被害の大きなイエシロアリ。輸入材から持ち込まれ乾燥した木材に潜入しているカイザイシロアリ。奄美大島以南に生息するダイコクシロアリです。

シロアリは主に土の中に巣を作り、そこから蟻道と呼ばれる通路を作り、基礎のひび割れや通気口などから土台の木材等に侵入し、そこから徐々に柱や壁などを食害していきます。 

木造住宅のシロアリ対策は、大きく「予防」と「駆除」の2パターン。工務店としては特に予防に力を入れています。
シロアリの生態をよく知り、シロアリが好む環境を用意しない。シロアリは風と乾燥に弱いので床下の通風をよくし、清潔な状態に保ち、壁の結露を防ぎ外装のメンテナンスをしっかりすることが大切です。水漏れや外装劣化時には、早急に対策を行うことでシロアリ被害の予防や拡大防止につながります。 

なんでも情報局

靴下の補修にダーニング

朝晩めっきり冷え込んで厚手の靴下や足元も衣替えのシーズンです。クローゼットから昨年の靴下を出したら、あれれ?・・穴が開いていた、なんて事はありませんか?

近年、ダーニングと言うイギリス発祥の衣類修繕の手法に注目が集まっています。靴下にダーニングマッシュルームというキノコ型の木枠を入れて(こけしや電球、ボールでも代用可)、刺繍糸が細い毛糸で穴をかがるようにステッチします。

織物のように糸を通すので、すごく楽しいですよ。補修した後の靴下はなんだか以前より愛着が増すようなのも不思議ですね。