vol.68 (2015/7月)

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夏を過ごすためのアイデア

毎年、夏になると猛暑やゲリラ豪雨がクローズアップされ、異常気象が日常化してきています。健康を守るためにも、住まいと暮らし自体を暑さに強くしていくことが大切です。住まいと熱の関係を知り工夫することで、涼しさを呼び寄せ、快適性を増すことができます。 

住まいの本質的な体質改善には、壁、床、天井といった家の外周部を断熱リフォームするのが有効ですが、これにはお金がかかるため、費用対効果的には、住まいの熱損失の大半を占める窓のリフォームがおすすめです。

リフォームにお金をかけられない場合は「遮熱」が手っ取り早いです。具体的には窓から入る熱をシャットアウトすること。最も簡単なのが「すだれ」で、直射日光を室内に入れずに風だけ通すことができます。

窓を閉めてエアコンを使うのは夏場をしのぐ定石ですが、冷涼な空気を部屋全体に行き渡らせるにはサーキュレーターや扇風機を組み合わせていく事が大切。冷たい空気は下に降りていくので、上に向かって風を流し対流させることで冷房効率も良くなります。また、時々は窓を開けて、空気を入れ替えていくのもオススメです。

なんでも情報局

びわの葉エキスをつくってみよう

びわは実を食べてよし、葉は万病を治す植物として古来大切にされてきました。びわの葉を使った温灸や焼酎漬けがよく知られています。よく乾燥させた葉をきれいに洗い、1cmほどに刻み、熱湯消毒した瓶に葉を入れてホワイトリカーを注ぎ、1ヵ月以上おくとびわの葉エキスの完成です。

びわの葉エキスは、虫刺され・湿疹・じんましん・ニキビ・火傷など皮膚のトラブルによいとされ、他にも、捻挫・打撲・腰痛;肩こり対策に塗布する人もいるようです。
※こうした古くからの自然療法の効果・効能については人によって差がありますので、書籍やインターネットでお調べの上ご自身の判断でお使いください。