vol.23 (2008/1月)

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新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。 大丸建設では今年も、130年間培われてきた匠の技を伝え、現代のライフスタイルを柔軟に受け止める、大らかな住まいをつくっていきたいと考えています。

社員一同、学び、研鑽してまいります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

大丸建設よりやや南、川崎市多摩区に「日本民家園」があります。江戸時代の古民家など、全国から移築した25の伝統的な建築物が建っています。

自然豊かな里山に昔の暮らしをそのまま伝える民家の数々に、懐かしさを覚える方も多いと思います。茅葺き屋根、土間、高床、板張りの床、囲炉裏やへっついなど、現代の住宅では見られない装置の数々は、住まいを長持ちさせる工夫と智慧が集結しています。囲炉裏の煙で柱を燻し、虫やカビの害から守る。床下の通風をよくして土台を長持ちさせる、水と火の巡りをよくして資源を無駄にしない…など。

いかに住まいに光と風を採り入れるか、どのように柱と梁を組み合わせれば地震に耐えうる強い家ができるのか、民家に見られる智慧は、大丸建設の住まいづくりに受け継がれています。 もちろん、現代型のライフスタイルや技術の進歩によって、合理化されている部分はあります。

しかし、「家族の幸せな暮らしを支える家」への思いは、創業以来ずっと変わらぬものです。大丸建設では「温故知新」を大切にしながら、百年以上先の時代にも「日本の家」を伝えていきたいと考えています。

なんでも情報局

家庭でできるカンタンお餅

お正月の風物誌と言えば、杵でペッタンペッタンついたつきたてのお餅。でも現代の家庭ではなかなか餅つきはできません。

そこでおすすめなのが、すり鉢とすりこ木を使った餅つきです。ひと晩水に浸けたもち米を約30分蒸し器で蒸し(途中で何回かたっぷりの水を振り入れる)、蒸し上がったもち米をすり鉢に入れ、すりこ木でペタペタ粘りが出るまでつきます。

つく時に春菊を入れてみたり、お雑煮に入れたり、もちろん安倍川餅や納豆餅など、つきたてのうまさは格別です。寒い冬を乗り切る元気を、お餅でチャージしませんか?