vol.97 (2020/5月)

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快適な住まいをつくるための秘密

新型コロナウィルス感染拡大により、自宅待機や外出自粛を余儀なくされ、不安を抱えている方も少なくないと思います。感染された方やご家族の方に心からお見舞いを申し上げるとともに、当社も感染拡大防止に向けた様々な対策を行っていきます。 

室内で過ごすことが多くなった今、改めて室内環境について考えている方も多いのではないでしょうか。空気環境を良くしていくには、適切な換気や通風、採光を工夫することに加え、自然素材を活用していくことが求められます。 

当社で住宅を建てたOBのお客様は、自然素材がスタンダードになっているので、その快適さを実感していると思います。木材の床は柔らかく、肌触りがよくて、漆喰の壁には清々しさを感じます。その理由は、自然素材が持つ調湿性能にあります。

無垢の木は切り倒された後でも呼吸していると言うのを聞いたことがありませんか。 
人間の呼吸とは異なるのですが、木は外気の湿度が高いときには繊維に湿気を蓄え、逆に乾燥すると湿気を放出する調湿機能があります。冬場で乾燥が極度な時期には、木が割れたりするのはそのためです。

木は湿度により収縮したり膨張したりと季節によって動くのです。漆喰などの土壁にも同じような調湿性があります。また特に杉は多孔質のため、表面が柔らかく肌触りが良いのも特徴です。 

マンションなどでも無垢材の腰壁を貼ったり、床を張り替えることもできます。クロスの上から塗ることのできる漆喰もあります。
この機会に室内の空気環境を見直してみませんか? 

なんでも情報局

マスク不足、どう対策する?

新型コロナウィルスの感染拡大により手に入りにくくなったものの、必要なものとしてマスクが筆頭に挙げられます。欠品が相次ぐ中で、今は手作りの布マスクに注目が集まっています。

 

しかしそれも品薄なのが現状です。 
外出が必要でマスクがない場合は、ハンカチを折って耳に当てる部分をゴムや紐で代用する、手ぬぐいで代用するといった手もあります。いずれも感染拡大防止の観点からすると万能では無いのですが、飛沫を飛ばさないと言う意味では無いよりはマシなので「マスクがない!困った!」と頭を抱える前に、あるもので代用してみると言うのも1つの手です。