vol.47 (2012/1月)

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2012年、謹賀新年 希望の一年を迎えるにあたって

皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は日本全体が喪に服するような、とても大きな一年でした。東日本大震災と大津波、そして原発事故。東京も大いに揺れ、計画停電や節電、放射能汚染に不安な思いを抱いた方もいらっしゃると思います。

また、被災地で苦難な生活を送られている方に心からお見舞いを申し上げます。私たち一人ひとりが、生き方や暮らしを見直す転換期が、昨年だったと言えます。

今年は、少しでも明るい年にしたい。前を向いて、一歩一歩、歩を進めていけるよう、私たち大丸建設も誠心誠意、住まいづくりに励んで参ります。

大丸建設が年始にお話しすること、毎年変わりません。古く新しい家づくり。140年前に天才宮大工と謳われた初代が始めた木造建築。日本に古くから伝わる伝統構法を受け継ぎ、日本の気候風土で育った紀州産の杉檜を用いた住まいづくりを、これからも脈々と続けて参ります。

そして、「住まいは建ててからが本当のおつきあいの始まり」……。お客様の住まいの御用聞きとして、いつ何時でも、お世話をさせていただきます。いまだからこそ、地道に、着実に生きることの大切さを感じています。今年も「多摩に根ざして140年」の大丸建設を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2012年元旦 大丸建設 安田昭

なんでも情報局

日本の暦を生活に取り入れよう

ここ数年、和の暦、陰暦、農事暦、月の暦などがブームです。私たちはいま、太陽暦をもとにカレンダーで生活していますが、日本の暦は月の満ち欠けを基準に暦を組み立てていました。

太陽の位置によって1年を24にわける二十四節気は、立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒と、季節の移り変わりを知るよい指標になります。

また、二十四節気に三候を加えた七十二候は、例えばいまの季節でしたら「雪わたりて麦のびる」「芹すなわち栄う」など、季節感あふれる美しい言葉を奏でます。和の暦を知り、日々の生活を慈しむこと、今年は始めてみませんか?