vol.34 (2009/11月)

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断熱についてわかりやすく説明します!

大丸建設で建てている家は、ほとんどが「充填断熱」です。外断熱が家の周囲をすっぽり断熱材で覆うのに対し、充填断熱は柱と柱の間に断熱材を埋め込みます。断熱材を使う量は圧倒的に外断熱の方が多く、それだけ、断熱性能も高いと言うことができます。

外断熱と充填断熱の違いについて、人の冬の装いを例にご説明します。厚手のセーターを着込み、ウールのタイツやレッグウォーマーなどで全身を温かくして、ナイロンの防寒ズボンをはき、ビニールのコートを着込む、まるでスキー場でのいでたちが外断熱です。確かに風を通さず、極寒でも温かく過ごせます。

その姿のまま電車に乗ることを想像してみてください。寒いところから急に温かいところに移動すると汗をかきませんか?そしてそのまま外に出たら体が冷えてしまいますね。家の場合は、壁の中で結露している状況がそれです。

そうならないように、機械を使って人工的に換気をするのが、外断熱です。 充填断熱は、ベストを着用し温かい靴下をはいて、ウールのジャケットを羽織って、街中を散歩するようなもの。外ではちょっと肌寒いけれど、室内ではほどよく温かい。汗をかいても上手に吸湿し、ちょっとくらいの雨であれば服の中までぬれることもありません。

充填断熱では、湿気を逃して防水する「透湿防水シート」を張ります。木は人と同じく、呼吸します。外気温や湿度によって、汗もかきます。外断熱は断熱性能で考えれば優秀ですが、大丸建設ではなるべく外の環境と調和するような断熱が望ましいと考え、充填断熱を行っているのです。

なんでも情報局

この冬は、干し野菜に挑戦してみよう!


冬が近づき、空気が乾燥してきました。根菜がおいしい季節でもあります。この冬は、干し野菜に挑戦してみませんか?

最も簡単なのは切り干し大根です。旬の大根がたくさん手に入った時は、一部を千切りにして2~3日、天日干しにしてみてください。カラカラに乾いて縮んで、あっという間に切り干し大根が出来上がります。

大根のしっぽの細くて辛い部分は輪切りにすれば、割干し大根。水で戻してお味噌汁にぴったりです。大根同様に、人参も干すのにおすすめです。

醤油、みりん、酒でつくった調味液に、自家製切り干し大根、切り干し人参、するめを一緒に漬け込めば、一晩で自家製ハリハリ漬けのできあがり。大根葉などの青菜なども干して使えます。

干し野菜は、太陽の光を浴びることで栄養価が高まり、保存食としても最適です。