vol.48 (2012/3月)

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東日本大震災から1年。ライフスタイルを見直そう。

2011年3月11日14時46分。私たち日本人にとって忘れられない時が刻まれました。

東北地方の美しい漁村、沿岸の風景は、一瞬にして大津波に飲み込まれました。テレビで時々刻々と報道される福島第一原発の危機的状況と、爆発の映像は、私たちに衝撃を与えました。あとに残った瓦礫の山の風景。放射能汚染への不安や失望。家族や近隣の大切な方を亡くした人々の悲しみ……

そんな中でも、人々を思いやり、助け合いながら生きる日本人の強さや美しさ、希望を失わずに故郷を再生しようと強い意志で立ち向かう人々や、被災地支援の輪、「絆」という言葉を再認識しました。震災から一年。私たちは震災を忘れず、風化させず、そこから何を築いてゆくのでしょうか。

あまりにも便利で豊かになりすぎた私たちのライフスタイル。いま一度見つめ直すと、私たちの生活に本当に大切なのは、高価な設備や家具よりも、家族が安心して過ごせるきれいな空気と、家族の絆が感じられるような安らぎの空間なのかもしれません。

大丸建設の基本は、多分、これまでもこれからも変わりません。日本の気を使い、日本の自然素材を使い、日本の住宅で伝統的に培いつないできた技を用い、地域の大工や職人さんたちと手を携え、地域に暮らすお客様たちの生活を支え続けていくこと。効率や利益ばかりを追求せずに、地道に着実に、そして誠心誠意で、お客様の命と宝をお守りできる、堅牢で安全な家をつくることが、私たちの使命です。

私たち日本人の、新しい節目、3月11日。この日に、誠のある家づくりをもう一度誓います。

2012年3月 大丸建設

なんでも情報局

大ブーム!塩麹をつくってみませんか?

最近、テレビや雑誌で大流行している塩麹。塩と米麹と水を混ぜて約1週間発酵させた調味料で、家庭で簡単につくれることから、主婦層に大人気です。スーパーなどで市販品も出ていますね。

大根や葉物を塩麹で和えるだけで簡単な漬物ができたり、根菜の煮物をつくる時に加えるだけでふっくらやわらかく煮上がり、醤油や油と混ぜてドレッシングや万能ダレをつくるなど、用途も様々。ご家庭の冷蔵庫に準備しておきたいですね。

市販品もお手軽ですが、できれば麹から手づくりするほうが、量もたくさんつくれてお得です。麹はインターネットでも入手可能で、甘酒もつくれるので、ぜに手に入れてみてくださいね。麹200g、塩60g、水300ccを混ぜて一週間寝かせるだけ。ぜひお試しを!