vol.93 (2019/9月)

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外装メンテナンスの「10年周期」

住宅は新築で完成したらそれで終わりではなく、適切なタイミングでメンテナンスをしていきながら、長く住み継いでいく必要があります。そのメンテナンス費用をきちんとライフプランに組み込んでいくことが大切です。 

外装リフォームについては新築後10〜15年周期がメンテナンスの目安です。外装劣化の原因としては、日光の当たり具合、雨風にどれくらいさらされているかなどがありますが、近年は台風や暴風など気象災害が激しくなっていることもあり、予想外の傷が付いてしまう事もあります。 

外装メンテナンスの最大の目的は、住まいの構造材を守るためです。外壁や屋根が傷むとそこから雨風が染み込み、構造体が濡れてカビや腐敗が生じるなどして、耐震性に影響したり健康被害につながります。 

外装メンテナンスは外壁面積が30〜50坪くらいで150〜200万円くらいが相場です。外装のメンテナンス費用を月に1万円でも積み立てておけば、1年で12万円、10年で120万円になります。
他にも設備や内装等のリフォームが10年位で発生するので、月に数万円は家のメンテナンスのための貯蓄が必要となります。戸建て住宅でも集合住宅と同じように修繕積立金の感覚を持っておくことをおすすめします。 

なんでも情報局

冷蔵庫の断捨離、重要です!

今は空前のお片づけブーム。家全体の「断捨離」は難しくても、スポット的にスタートすることができます。やりやすく、やりがいがあるのが冷蔵庫。ごちゃごちゃ乱雑な状態だと、いつ買ったのか分からないような調味料や消費期限切れの加工品、ときには腐ってしまった野菜を見つけてしまうことも・・・。

このように食べられるのに捨ててしまう食材のことを「フードロス」と言い、なんと世界で生産される食料の3分の1から2分の1は廃棄されているのです。

冷蔵庫をすっきり「断捨離」すれば、清潔で省エネでフードロスを減らせていいことだらけ!ぜひ冷蔵庫からシンプルライフを始めてください。