vol.66 (2015/3月)

トップニュース

住まいのハウスダスト対策

花粉症の人には憂鬱な季節がやってきました。
住まいの代表的なハウスダストは、ダニ、カビ、埃、花粉です。まず、カビは湿度が高く、密閉した空間で発生しやすくなります。代表的なのは北側のトイレやキッチンなどの水回り。そして、押し入れです。 

水回りは水滴を残さないように拭いて、乾燥状態を保つこと。また押し入れ等の密閉空間では、汗が残ったままの衣類を入れず、適度に風を通すことを心がけましょう。

ダニ対策は掃除機をかけることが1番です。布団を日干しする事はダニ退治に直結するわけではありませんが、日に当てて乾燥させることでカビ対策につながるので、こまめに干すようにしましょう。

ダニは小麦粉を餌にします。絨毯の上でクッキーなどを食べこぼすとダニの格好の餌になります。フローリングの床は埃が目立つので掃除する気になりやすいのですが、畳や絨毯は目立たないけれど床と同じように埃が溜まります。むしろ床より堆積しやすいので掃除機をかけるのが最も効果的です。そして、花粉は家に持ち込まないこと。帰宅時に衣服についた花粉をはたいて落とすようにします。

こうしてハウスダスト対策を書き出してみると、掃除機がけ、換気・通風が有効だとわかります。ただ、花粉が飛ぶ時期は換気も難しいなど、現代社会はいろんな矛盾を抱えています。室内空間が物でごちゃごちゃしすぎていると、埃もダニも入り込みやすく、汚れが複雑になってしまいます。シンプルな暮らしがいちばん!それが最大のハウスダスト対策と考えます。

なんでも情報局

「塩浴」のススメ

今、美容と健康に関心の高い女性たちの間で密かに流行っているのが「塩浴」です。塩は体を温める効果が高いとされ、体内に溜まった老廃物を外に出す作用があると言われています。

よくサウナに塩が置いてあるのを目にしませんか? 中温のサウナで塩を肌に塗布してマッサージすると、汗がよく出て指の先までポカポカ温まります。家庭では湯船に大さじ3杯ほどの塩を溶かしてゆっくり浸かると全身が温まります。

最近では、石鹸を使わず塩水での洗顔・洗髪をする女性もいます。肌に合う、合わないがありますので、雑誌の特集や専門の書籍で詳しいやり方を見て参考にしてください。