vol.86 (2018/7月)

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大丸建設のある「多摩地域」について

東京都は言わずと知れた日本の首都です。東京都総務局の推計によると、平成29年12月1日現在の人口は13,756,063人。そのうち920万人以上、東京の人口の約70%が東京都23区に住んでいます。 

東京都23区以外を「多摩地域」といいます。多摩地域には26市+3町3村があり、当社がある稲城市も多摩地域に含まれます。2015年の国勢調査によると、多摩地域の人口は約422万人。人口のピークの2020年には423万人と推計されその後は緩やかに減少が続きます。2030年には人口が392万人となります。今後の人口減少は避けられない中で、魅力ある地域づくりをすることで地域活性化を図っていく事が大切です。 

当社では昨年から稲城市のNPO法人「くらすクラス」さんと一緒に、JR南武線稲城長沼駅高架下「くらす広場」での木工イベント等を行っています。少しずつ地元稲城との地域活動を展開できるようになってきました。今後少子高齢化がますます進行し、空き家率も高まってきます。町ぐるみでどのような地域を作っていくのか、行政、民間、市民、そして大学などが手を取り合いながら考えていく必要がますます高まるのではないでしょうか。

なんでも情報局

昔は冷房に使われていた「氷」

今年の関東地方の梅雨明けは、観測史上初の6月で、一気に猛暑がやってきました。もはや冷房なしでは夏を乗り切るのは難しいほど日本は暑くなってしまいましたが、今でも時々冷房に頼らない工夫をしている人もいるそうです。

 
時代劇などで大きな角氷をお盆に乗せて室内に置き、浴衣姿の女性がうちわで仰いでいるシーンを見た事はありませんか。昔は冬場にできた天然の氷を「氷室」と呼ばれる地中の室(むろ)の中に入れて貯蔵しておき、夏に氷職人と呼ばれる人が氷を切り出して、高貴な位の人のところに運んでいたそうです。氷柱は将軍家や遊郭など特殊なケースで冷房に使われていたり、庶民にはかき氷のような形で振る舞われていたそうです。