vol.51 (2012/9月)

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大丸の家にはどんな建材を使っているの?

大丸建設の住まいと言えば、「自然素材」「無垢材」の安心・安全な木の家です。有害化学物質を含んだ「新建材」ではなく、自然の素材を加工した安全な建材をチェックして利用、お客様のニーズに合わせた住まいづくりをしています。窓枠や設備など、一部建材を使用する箇所もありますが、すべて製品の安全データを取得しています。

基礎には鉄筋コンクリート、基礎と土台を緊結するアンカーボルト、屋根の防水シートであるルーフィング材、屋根には瓦かガルバリウム鋼板を使います。壁の筋交いにはボルトを入れ、その後、窓枠にはアルミのペアガラスを標準しています。防水の透湿シートと、防水テープを窓枠の外側につけて、壁には断熱材(ウールが標準で、時にセルロースファイバーを使うこともあります)、防水透湿シート、室内側には下地材のプラスターボード、そして内壁材として漆喰や珪藻土などを使います。外壁の下地はラス網(金属網)にモルタルをからませ、火山灰シラスの仕上げ材を使います。あとは建具の和紙や、玄関のたたきに使う石や玉砂利です。

そのほかは、ほとんど、杉か檜の無垢材で造作し、浴室周りにヒバを使うくらいです(浴室や電気など設備は異なりますが)。いかに大丸建設の住まいがシンプルにできているかおわかりいただけたでしょうか。

安全・安心・そして顔が見える家作りを、大丸建設ではこれからも大切にしていきます。

なんでも情報局

防災グッズの意外な収納法

毎年9月は防災を意識する月間です。我が家の防災グッズ、見直しや、補充はできていますか? いかに防災の備品が長持ちするとは言え、年に一度は見直しをして、試食や使い方を試すなどして、いざという時に慌てないようにしてみましょう。

防災グッズは、リュックや防災袋などに入れるご家庭がほとんどだと思います。でも、小さなお子さんや足腰が不自由なご高齢者を抱えた家で、いざという時に人をおぶったり抱いたりして、重い防災グッズを持って移動するのはとても大変。そんな時の強い味方が、釣具店に打っているジャケットです。細々とした釣りの道具を入れるポケットや大きめのジッパーがついていて、かなりのボリュームのモノが入れられます。そして逃げる時にはジャケットを羽織れば重さが分散して、小さな子どもを抱えても動くことができます。 

災害時のシミュレーションのなかで、いざという時でも動けるよう、実際に荷物を持ったりしながら、実感してみることが重要です。